アマネク飛騨高山で開催された日本楽器コンサート
2026年1月17日、岐阜県高山市の「アマネク飛騨高山」では、地元の高校生たちが琴の演奏を披露する「日本楽器ミニコンサート&体験会」が開催されました。このイベントは、地域の教育活動「アマネクアカデミー」の一環として、岐阜県立飛騨高山高校との連携により実現しました。
開催の背景
アマネク飛騨高山は、宿泊客に地域の文化や学びの機会を提供することを目的とした「アマネクアカデミー」を運営しています。その一環として実施された今回は、高校の琴部のメンバーが参加し、伝統的な日本文化を外国人宿泊客に伝えるというユニークな試みでした。これには、琴の演奏者として参加した高校生3名、そして「箏曲さくら会」と尺八奏者の花岡天山氏が協力しています。
当日の様子
イベント当日は、約50名が集まり、そのほとんどが海外からの宿泊客でした。彼らは琴の美しい音色に耳を傾けつつ、和やかな雰囲気の中で日本酒も楽しむ姿が印象的でした。高校生たちは、制服姿で集まり、演奏会に向けてリラックスした表情を浮かべていましたが、演奏が始まるとその表情は引き締まりました。彼らが一つに心を合わせて奏でる琴の音が、会場に響き渡り、参加者たちを魅了しました。
文化交流の形
体験会には、約20名の参加者が集まり、特別に準備されたアラビア数字の楽譜を使って伝統の曲「さくら」を学びました。この新しい試みは、初めて琴に触れる外国人にも理解しやすく、各自が琴の音色を楽しめるよう工夫されています。最後には高校生たちと一緒に合奏を楽しむ場面もあり、参加者たちからは「普段学んでいる英語が役立つことを実感できた」という喜びの声が聞かれました。
今後の取り組み
このイベントの実行に携わったアマネクの担当者は、地域の文化を伝えながら、若い世代にも自信を持たせる場を提供することが重要だと語りました。今後もアマネクアカデミーとしてさまざまな文化体験の機会を創出し、地域と宿泊客の交流を深めていく意向を示しました。
続いて、2月8日には立春を祝う「太鼓のミニコンサート&体験会」が予定されています。このイベントでは、躍動する太鼓パフォーマンスが披露され、デモと体験の時間が用意されており、宿泊者以外の方々も自由に参加できる開放性が特徴です。
さらに、3月28日には書道部による「書道パフォーマンス」が行われ、力強い文字を書く姿を間近で観覧することができます。こちらも無料で参加可能であり、地域における新たな文化交流の場として注目を集めそうです。
アマネクの理念
アマネクでは「旅と街をつなげる私のホテル」をコンセプトに掲げ、地域に根ざした体験を提供することを通じて、新しい形の宿泊体験を実現すべく取り組んでいます。地域の文化、歴史、さらには将来を担う若者たちに豊かな学びの場を提供し、今後ともホテルの枠を超えた地域活性化を促進していく計画です。