台北FW2026春夏レポート
2025-10-29 18:28:30

台北ファッションウィーク2026春夏が新たな潮流を生き生きと表現

台北で行われた「台北ファッションウィーク2026春夏(Taipei Fashion Week SS26)」は、台湾の文化とファッションが融合した華やかなイベントとして、多くの注目を集めました。
今回のファッションウィークは、2025年10月16日から20日まで、松山文創園区や華山1914文創園区、大稻埕など台北市内の魅力的なロケーションで開催され、11組の台湾ブランドが力強いメッセージを発信しました。

各ブランドは、独自の視点をもとに「台湾ファッションの新しい言語」を探求し、卓越したクラフト技術と文化的な深みを持つ作品を披露しました。たとえば、01WOOMIN(ゼロイチウーミン)は、半透明な日本製素材を使用し、シンプルながら美しいシルエットを強調しました。
同じくJENN LEE(ジェン リー)は、代表作『紅楼夢』のロマンティックな世界観を反映したデザインで、伝統的なチャイナドレスの製法を大切にしつつ、女性のシルエットを引き立てる作品を展開しました。

INMORIES(インモリース)は、「サーキット」をテーマに動きと静けさを表現し、観客を引き込むユニークなファッションレースを展開しました。同様に、Story Wear(ストーリーウェア)は、サステナブルな理念を持ち、感情と呼吸が交錯する没入型のショーを実現しました。

他にも、HANSEN ATELIER(ハンセンアトリエ)は台湾の伝統と現代性を融合させたエレガントな作品、INFDARK(アイエヌエフダーク)は1980年代の美学をオマージュしたファッションを発表しました。全体として、これらのブランドは台湾ファッションの国際的な可能性を示す重要な一歩を踏み出しました。

また、フィナーレでは「Fashion Romantasy」をテーマにしたクロスオーバーショーが行われ、音楽、アート、テクノロジーが融合し、ファッションの力を新たに定義しました。
このショーでは、韓国俳優イ・スヒョクがDolce & Gabbanaを纏い登場し、レッドカーペットで華やかさを添えました。
ファッションと音楽が交錯する瞬間もあり、台湾の女性ボーカル・李竺芯(シーリ・リー)との特別コラボステージが登場し、観客を魅了しました。

今季の台北ファッションウィークは、各ブランドが持つ独自の視点と台湾文化を表現する場となり、国際的なファッションシーンにおける台湾の存在感を強調しました。
これからも進化を続ける台湾のファッション界に今後も目が離せません。


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