2025年夏の繊維ファッションに新風 「第44回ASIA FASHION FAIR東京」開催決定
2025年6月9日(月)から11日(水)の3日間、東京ビッグサイトにて日本最大級の繊維・ファッション展示会「第44回ASIA FASHION FAIR東京2025夏」が開催されます。本展覧会は、製品のOEM(相手先ブランド名製造)・ODM(相手先ブランド名製造)を目指す企業にとって、新たなビジネスパートナーとの出会いの場として重要な位置を占めています。入場無料で事前登録が必要ですが、業界関係者にとっては外せないイベントです。
20年以上の実績を持つAFF
AFF(ASIA FASHION FAIR)は、設立以来20年以上にわたり、繊維ファッション業界のビジネスマッチングを支援してきました。最近では、年に数回、春・夏・秋・冬と各シーズンに合わせて東京や大阪での開催が続いています。今年4月に行われた「AFF・大阪2025春」では、365社が424ブースを出展し、大変な盛況でした。
次回の東京開催では、国内外から450社、550ブースが集まることが予測されています。この展示会では、最新のファッショントレンドや業界の動向、さらにはサステナブルな素材や機能性ウェアなど多彩な商品が展示されます。展示品の範囲は、衣料から素材、アクセサリー、ホームテキスタイルまで多岐にわたります。
強力な出展社ラインナップ
今回の展示会では、特に環境に配慮したサステナブル素材や多機能なウェアが注目されます。具体的には、防水・撥水機能、吸水速乾、抗菌防臭、UVカット、高機能ストレッチなど、幅広いニーズに応える商品が実物として展示され、来場者の手に取ることができます。
AFFの社長である黄雨晨(こう・うしん)氏は「ASIA FASHION FAIRは、アジアの市場におけるファッションビジネスの拡大を目指しており、業界の皆さんにとって新しいビジネスチャンスが見つかる場であることを期待しています」と述べています。
商談スペースとセミナー
この展示会では、参加者のニーズに応じたテーマ別の商談スペースも設けられ、業界優良企業のサプライヤーとの意見交換が可能です。また、期間中には11の専門フォーラムが計画されており、業界のトレンドや革新的な製品についての知見を深める絶好の機会となっています。
特別展示とセミナー情報
さらに、来場者が休憩するスペースでは「うごきのカタチ – Shape of Motion -」という特別展示が行われます。この展示は、昨年パリで実施されたモーショングラフィックを体験できるもので、視覚的に楽しみながら製品の持つ性質を深く理解することができます。
注目のセミナーも数多く予定されており、例えば「海外市場を勝ち抜くマーケティング」や「BEAMSの未来への軌跡」など、業界のエキスパートによる貴重な情報が提供されます。
本展示会の意義
「第44回ASIA FASHION FAIR東京2025夏」は、繊維ファッション業界の最新トレンドや新たなビジネスパートナーとの出会を促進し、業界全体の発展を後押しする役割を果たす重要なイベントです。
ぜひこの機会に、「第44回ASIA FASHION FAIR東京2025夏」へ足を運び、業界の未来を見据えた新たな可能性を探ってみてください!