クラシック映画朗読劇「ローマの休日」の再演決定!
1946年に公開された名作映画『ローマの休日』が、さまざまな名作を朗読劇として上演する「Classic Movie Reading」シリーズの一環として、2025年7月に再演されることが決まりました。この朗読劇は、世界中で愛され続けている映画の魅力を新たな形で届ける試みとして注目されています。
映画から舞台へ:Classic Movie Reading の魅力
朗読劇という形で再現される『ローマの休日』は、キャストによる生の声で物語が語られ、観客にとってより親近感のある体験を提供します。これまでに『自転車泥棒』『風と共に去りぬ』『若草物語』といった作品が上演されており、特に2024年には小津安二郎監督の名作『東京物語』が取り上げられたこともあります。
朗読劇の演出を手掛けるのは、ノサカラボの代表として知られる野坂実氏。彼は、その緻密なストーリーテリングで重厚なミステリー作品からシチュエーションコメディまで幅広く活躍しており、今回の『ローマの休日』でも彼の演出が期待されます。
新たな脚本で描かれるロマンチック・コメディ
『ローマの休日』の脚本を担当するのは、鈴木智晴氏。彼は劇団東京都鈴木区の主宰でもあり、2.5次元舞台や朗読劇、テレビアニメなど、多岐にわたる作品でその才能を発揮しています。この新たな脚本によって、作品はどのように新しい息吹を得るのでしょうか。
豪華キャスト陣に期待
今回の朗読劇には、注目のキャストが集結しています。声優業を中心に、人気作品のキャラクターを演じる土屋神葉さんは、アニメ『ガンダム』シリーズの最新作での活躍も期待される若手声優です。中村カンナさんも、ウマ娘の主演で注目を集めており、本作ではアン王女役を演じることで様々な表現に挑戦しています。菱川花菜さんは『デリシャスパーティ♡プリキュア』のヒロインを演じた実績があり、檜山修之さんは『幽☆遊☆白書』や『機動戦士ガンダム』の名キャラクターを多く演じています。
それぞれが自分の役にどのように挑むか、観客にとって新たな発見があることでしょう。特に中村さんは自らのロマンチックな解釈を加えることで、アン王女というキャラクターをどのように表現するのか、その期待が高まります。
菱川さんも、緊張感を持ちながら神秘的な一日を生きる登場人物を丁寧に演じたいとの意気込みが溢れています。彼女たちの演技を通じて、観客も一緒にローマの街を旅するような体験をすることでしょう。
公演情報・チケット販売について
この朗読劇の公演は、2025年7月12日と13日に東京のシアター1010で行われます。チケットは全席指定で、S席は特典付きで12,100円、一般は9,900円となっています。先行販売は4月11日から開始で、一般販売は5月17日から。さらにリピーター特典もあり、観劇を重ねることで非売品のブロマイドやサイン入りパンフレットが手に入る特典も付いています。
劇場は北千住駅近くにあり、アクセスも良好です。ぜひこの貴重な機会を逃さず、名作映画の新しい息吹を劇場で体感してください。
【公式ウェブサイト】:
romanholiday-reading.com