映画『ボトルジョージ』の受賞と上映情報
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』が、各国の映画祭で数々の栄誉を受けて大きな話題となっています。制作を手掛けるのは、東京都千代田区の株式会社CHIMNEY TOWNで、制作総指揮には人気コンビ「キングコング」の西野亮廣が名を連ねています。
世界の映画祭での快挙
この映画は、フォトフィルム国際短編映画祭(Fotofilm International Short Film Festival)で最優秀作品賞(Best of Best Festival Film)および国際最優秀ストップモーション賞(International Best Stop Motion)の二冠を獲得しました。さらに、オーフス映画祭(Annual Aarhus Film Festival)でも最優秀短編アニメーション賞(Best Animated Short)を受賞するという快進撃を見せています。
フォトフィルム国際短編映画祭
フォトフィルム国際短編映画祭は、短編映画やミュージックビデオ、ウェブシリーズなど、多種多様な映像作品が一堂に集まるイベントで、映画文化を広めることを目的としています。2025年5月6日から8日にトルコ・イスタンブールで開催されたこの映画祭では、他の作品と競い合い、見事な成績を収めました。
オーフス映画祭
同様に、オーフス映画祭は2019年に設立された新しいインディペンデント映画に焦点を当てる国際映画祭で、デンマーク・オーフスで2025年5月10日に開催され、短編アニメーションを含む多彩なジャンルの作品が出展されました。この映画祭でも『ボトルジョージ』が圧倒的な存在感を放ち、受賞の栄冠を掴みました。
西野亮廣のコメント
西野亮廣は受賞の際、「本作は水の表現や、瓶の中での生命の表現など、ストップモーションの難易度の高い領域に挑戦した。短編映画のマネタイズという問題も抱えつつも、恐れずに挑むことの重要さを再確認した」とのコメントを寄せました。さらに彼は多くのファンや支えてくれるスタッフに感謝の意を表しました。
東京ボトルジョージシアターでの上映
『ボトルジョージ』は専用劇場、『東京ボトルジョージシアター』で毎日15名限定で上映されています。この劇場では映画撮影で使用された特別な小物をガチャガチャ形式で販売しており、映画ファンの皆様には見逃せない体験となっています。上映時間は18時40分から始まり、観客は限られた人数の中で特別な体験ができるのも魅力です。
上映スケジュールと詳細
- - 場所: 東京ボトルジョージシアター(東京都・五反田)
- - 開場時間: 18時20分
- - 上映開始: 18時40分〜(本編13分)
- - 定員: 15名
チケットは公式サイトから購入可能です。ファンの皆様にはぜひこの機会に、『ボトルジョージ』の魅力をご堪能いただきたいと思います。
スタッフと作品の紹介
この作品の監督は、アニメーション映画『ONI ~ 神々山のおなり』を手がけたトンコハウスの堤大介氏が務め、脚本は堤氏と西野亮廣の共同制作によるものです。プロデューサーには、ストップモーションアニメの第一人者である松本紀子氏が名を連ねています。また、『ボトルジョージ』のあらすじは、酒瓶に閉じ込められた毛虫のような生き物が少女と猫に出会い、依存症と家族のテーマを描いた13分の短編アニメーション作品です。
今後も『ボトルジョージ』がどのように成長し、多くの人々に感動を与えるのか、期待が膨らみます。映画界の新たな風を巻き起こすこの作品をぜひ応援してください。
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