新東宝キネマノスタルジアの名作3作品がDVD化
新東宝キネマノスタルジアから、待ちに待った名作映画のDVD化が発表されました。それは、時代劇の黄金時代を感じさせる『影法師捕物帖』『右門捕物帖 片眼狼』『下郎の首』の3作品。これらは、2025年10月8日(水)に発売される予定です。
1. 影法師捕物帖
『影法師捕物帖』は、嵐寛寿郎三百本記念映画として特別な位置づけを持つ作品です。この映画では、権力者の悪行を斬る主人公が登場し、痛快な勧善懲悪の物語が繰り広げられます。時代劇ファンにとって、嵐寛寿郎が演じる“影法師”の姿は特に魅力的で、観る者を惹きつけてやみません。
物語は、天明六年の江戸を舞台に、悪徳老中・田沼意次と絡む義賊の正体が明らかになり、緊迫感満載の大立ち回りが繰り広げられます。豪華キャストには小畑絹子や池内淳子などの女優陣も名を連ね、色とりどりの演技で作品を彩ります。
2. 右門捕物帖 片眼狼
続いて、右門捕物帖から『右門捕物帖 片眼狼』が初のDVD化。この作品は、アラカンの十八番とも言える右門シリーズからの人気作で、謎めいた怪盗・卍組と片眼狼の正体を追うストーリーが展開されます。豪華キャストの中には、妖艶な花井蘭子や多数の才人たちが共演し、見応えのあるシーンが満載です。
特に中川信夫監督の演出が冴えわたり、注目のミュージカル演出も取り入れられています。この作品は、右門の活躍を通じて悲恋も描かれており、時代劇の枠を超えた深いストーリーが展開されます。
3. 下郎の首
最後に、伊藤大輔が監督した『下郎の首』。こちらは、封建社会の非情さを描いた重厚な作品で、忠義か恋かというテーマが根底に流れています。無声映画の幻の名作をリメイクした作品で、忠義を尽くすも裏切りに遭う主人公の苦悩が描かれています。
主演の田崎潤が見せる演技は素晴らしく、多彩なキャリアの中でも特筆すべき作品に仕上がっています。この映画は、時代劇の枠を大きく超え、ヒューマニズムを基にした深いテーマを持つ作品です。
発売情報
これらの作品はすべて同じ日に発売され、それぞれ異なる価格が設定されています。
- - 影法師捕物帖:¥4,180(税込)
- - 右門捕物帖 片眼狼:¥4,180(税込)
- - 下郎の首:¥3,080(税込)
これらの名作は、時代劇ファンにはたまらない内容であり、その魅力を多くの人々に再確認させること間違いありません。リリース情報や特典については、公式FacebookやYouTubeチャンネルをチェックしてください。