ウクライナ国立バレエ
2025-10-01 11:52:37

ウクライナ国立バレエ「ジゼル」にABTと英ロイヤルが特別出演!

ウクライナ国立バレエの日本公演に特別なゲストが登場


2025年12月から2026年1月にかけて、珠玉の作品「雪の女王」「ジゼル」「ドン・キホーテ」を披露するウクライナ国立バレエの日本公演に、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のプリンシパルであるクリスティーン・シェフチェンコと英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、リース・クラークの特別なゲスト出演が決まりました。

この公演は、ウクライナへの支援の意図を持ち、特別な意味を持つものです。12月27日(土)17:30から東京文化会館で上演される「ジゼル」では、この2人の素晴らしいダンサーとの共演が観られる貴重な機会となります。クリスティーンはウクライナのオデッサで生まれ、子供時代をウクライナで過ごしました。リースはロンドンで開催されたチャリティ公演「Dance for Ukraine」に参加するなど、ウクライナへの思いを寄せています。これらのスター・ダンサーたちとの共演は、ウクライナ国立バレエにとっても特別な経験となることでしょう。

プロダクションと「ジゼル」の新作


今回の「ジゼル」は、2023年に新たに制作されたもので、日本の皆さんから寄せられた義援金で実現しました。従来のバージョンよりも、各登場人物の心情に対する描写が細やかになり、伏線が巧みに配置されたドラマティックなラストシーンが感動を誘います。高い評価を受けているこの新制作の「ジゼル」は、観客の心に深い印象を与えることでしょう。

芸術監督からのメッセージ


ウクライナ国立バレエの芸術監督、寺田宜弘氏は、日本の皆様に向けてメッセージを寄せています。その中で、ウクライナ出身のクリスティーン・シェフチェンコを代表する素晴らしいダンサーとして紹介し、彼女の存在が多くの若手ダンサーの憧れの星となっていると語っています。また、リース・クラークについても触れ、彼のエレガントな踊りがウクライナ国立バレエの理念に合致していることから、ゲスト出演を依頼したと述べています。両者との共演は、ウクライナの情勢が厳しい中でも活動を続けるウクライナ国立バレエにとって、大きな喜びとなるに違いありません。

来日公演の詳細


ウクライナ国立バレエの来日公演は、2025年12月6日から2026年1月3日まで、東京を中心に全18公演行われます。演目は「雪の女王」「ジゼル」「ドン・キホーテ」の3つの名作で、多くの地域で上演予定です。公演のチケットは、SS席21,000円からD席8,000円(オーケストラ付き)で販売され、特に「ジゼル」は未就学児の入場が不可となっています。

広がるバレエの魅力


ウクライナ国立バレエは、古典から現代の作品に至るまで幅広いレパートリーを持ち、世界中で活躍する数々のスター・ダンサーを輩出してきた実績がある劇団です。この劇団の豊かな歴史と独自の表現力は、多くの観客に新たな感動を提供し続けています。今回、特別ゲストと共に送り出す舞台が、あなたの心にも響くことでしょう。

ぜひこの貴重な機会をお見逃しなく、劇場でのひとときとともに、ウクライナ国立バレエの特別なパフォーマンスをお楽しみください。


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