SHUTLが新たな一歩
2025-04-25 12:09:25

アートスペースSHUTLが新たなスタート、様々なイベントを開催!

SHUTLが新たに生まれ変わる



松竹株式会社が運営するアートスペース「SHUTL(シャトル)」が、営業を再開します。2025年5月15日(木)より、リニューアルオープンし、伝統と現代の接続方法を生み出す実験場としての新しいスタートを切ります。

2023年10月にオープンしたSHUTLは、黒川紀章設計の中銀カプセルタワービルのカプセルを再活用した場所として注目を集めました。しかし、諸官庁との協議を受け、一時的に2基のカプセルを取り外し、広さ約85平方メートル、高さ約4メートルのフラットな空間に生まれ変わります。この新しい空間は、展示会やパフォーマンス、音楽イベントなど、さまざまなイベントに対応できる自由度の高い環境を提供します。

新たなイベントラインナップ



SHUTLの営業再開を祝して、さまざまなイベントが計画されています。特に注目は、現代美術家・タムラサトルによる個展「レイという青いワニはまわるのに60秒かかるジョージという白いワニはまわるのに30秒かかる」です。本展は2025年5月15日(木)から25日(日)まで開催され、タムラの代表作である「まわるワニ」の大規模インスタレーションが披露されます。

タムラは、色鮮やかなワニたちが無目的に回転し続ける姿を通して、既成の価値観に問いを投げかけます。また、SHUTLの広々とした空間を利用し、約500体のワニが一堂に会し、訪れる人々に印象的な体験を提供することでしょう。

さらに、5月24日(土)と25日(日)には「SHUTL MARKET」が開催され、SHUTLセレクトの出店者による商品が展示・販売されます。このマーケットでは、伝統と現代のデザインが融合した新たな発見や出会いが期待されます。

長谷川愛の没入型インスタレーション



6月6日(金)から7月7日(月)にかけては、長谷川愛による没入型インスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC」が開催されます。今から50年後の未来を舞台にし、人工子宮というテーマを扱ったこの作品では、観る者が1組ずつ空間を移動しながら体験を深める形式が取られます。演劇的な要素を取り入れたこの作品は、社会問題に対して新たな視点を提供することが期待されています。

アートの新たな拠点



SHUTLのリニューアルにより、アートと文化の新たな拠点としての役割が強化されます。自由な表現や交流の機会を創出し、訪れる人々に新たな体験を提供することで、松竹の強い意志が詰まったこの空間の活用が進んでいくことでしょう。今後も期待されるイベントや新しいプロジェクトに注目です。

アートを愛する皆さん、SHUTLの新たなスタートにぜひ足を運んで、その魅力を体験していただきたいです。営業再開日やイベント詳細については、SHUTLの公式ウェブサイトで確認できます。

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アクセス情報
  • - 住所:〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)
  • - アクセス:東京メトロ「東銀座駅」5出口・徒歩3分、築地駅2出口・徒歩4分。
  • - 営業時間:13:00-19:00(展示イベント開催期間のみ)


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