SXSW2026レポート
2026-03-18 17:37:27

J-ROCKが煌めいた!SXSW2026「TOKYO CALLING」の熱狂レポート

2026年3月13日、米国テキサス州オースティンで開催された世界最大級のフェス「SXSW(サウス・バイ・サウス・ウェスト)」において、日本の音楽シーンを代表する「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO」ショーケースが実施されました。これまで数年間、少しずつ進化してきたこのイベントは、今年で4回目の開催となり、年々ファンを増やしています。

会場となったDownlight Austin Backyardの「Global Stage」に、カラっとした晴天のもと、午後7時にシンガーのREJAYが登場。本イベントの前には、日本貿易振興機構(JETRO)が開催したプログラムにも参加し、観客からはその透き通るような美しい歌声に感嘆の声が上がりました。夕方のライブでも、彼女の「Middle of the Night」によって、会場は穏やかな夜風に包まれました。

その後は、打首獄門同好会が激しい一曲「WAZA」を披露し、フロアは熱気に包まれました。スクリーンにはコミカルなミュージックビデオが流れ、バンドの最新曲「I wish I could speak English」では観客を盛り上げるユーモア溢れるパフォーマンスを展開。彼らは、観客の心を掴む“生活密着型ラウドロック”で国際的な交流を生み出しました。

次にステージに上がったのは、アメリカで初のライブを行う板歯目(ばんしもく)。彼女たちの元気なパフォーマンスには、観客も熱中し、モッシュピットが形成されるほど。盛り上がる中、バンドはファンとの距離を縮めつつ、次々と楽曲を披露しました。彼女たちのエネルギッシュなライブは、多くのファンに衝撃を与えました。

続くは、オルタナティヴロックバンドEnfants。彼らは、洗練された音楽性で会場のムードを一変させ、観客との一体感を生み出しました。また、松本大(Vo./Gt.)の言葉には、音楽の力が世界をつなぐものであるというメッセージが込められており、観客の共感を呼びました。

FINLANDSの塩入冬湖(Vo./Gt.)が登場すると、その独特のスタイルでオーディエンスを魅了。パワフルな「ラヴソング」を歌い上げ、感情豊かなパフォーマンスで聴衆の心を捉えました。彼女の「また会おう」という言葉に続いて披露された「Weekend」は、深い余韻を残しました。

最終的にトリを飾ったのは、アイスクリームネバーグラウンド。このバンドは初めてのアメリカライブでありながら、すさまじいエネルギーでフロアを沸かせました。「リビングステッパーズ」という曲から始まり、会場はツーステップダンスで熱狂的な盛り上がりを見せました。

「TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO」ショーケースは、J-ROCKの多様な魅力を示しただけでなく、日本の音楽カルチャーを国際的に発信する貴重な場でもありました。アーティスト同士の交流やネットワーキングの場としても機能し、現地の業界関係者とのつながりが生まれる瞬間も見受けられました。このように、SXSWは単なるライブイベントにとどまらず、日本の音楽が世界で通用することを証明する重要なプラットフォームとなっているのです。毎年、アーティストのパフォーマンスを通じて、観客との深いつながりが幸福を生む現場であり続けています。日本からの訪問者やファンが集い、相互の文化を理解し、共有することで、このイベントは一層意義深いものとなっているのです。

特に今回のショーケースは、日本の音楽のこれからの成長を感じるとともに、期待感を抱かせるものでした。音楽を通じて、国を越えた交流が進むことで、さらなる可能性が広がっていくことを願っています。

Text by Megumi Hamura

セットリスト


Mar. 13th (Fri.) @Downright Austin
REJAY
1. Meant to Be
2. Remedy
3. Shaky
4. HAZY (Prod. A.G.O)
5. Love you still
6. Too Late
7. Stand up
8. Middle of the Night

打首獄門同好会 (Uchikubi Gokumon Doukoukai)
1. WAZA
2. 筋肉マイフレンド (Kinniku my friend)
3. はたらきたくない (Hatarakitaku nai)
4. 布団の中から出たくない (Futon no naka kara detakunai)
5. I wish I could speak English
6. 島国DNA (Shimaguni no DNA)
7. 日本の米は世界一 (Nihon no kome wa sekai ichi)

板歯目 (Banshimoku)
1. Original Scoop
2. 地獄と地獄 (Jigoku to Jigoku)
3. Chicchai Kamakiri
4. FREEMAN
5. Slump Maker
6. Shizumu!
7. Orgel
8. 親切 (Shinsetsu)

Enfants
1. Kid Blue
2. HYS
3. Punk Head
4. デッドエンド (Dead End)
5. 天国に生まれた僕ら (When We Were In Heaven)
6. Play
7. 星の下 (Born Under)

FINLANDS
1. Cut
2. HEAT
3. Love Song
4. Stranger
5. Weekend
6. Ballad

アイスクリームネバーグラウンド (ISCREAM NEVER GROUND)
1. リビングステッパーズ (Living steppers)
2. エンドレスリレー (Endless Relay)
3. JOSHOビーツゲーム (JOSHO BEATS GAME)
4. H.I.I.T
5. 2ステ3フン4ローイング (2STEP3FUN4LOWING)
6. 夏フェス参戦ロードウェイ (Natsu Fest Sansen Roadway)

開催概要


タイトル: TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO showcase supported by MUSIC WAY PROJECT
日時: 2026年3月13日(金)19:00 START(AUSTIN現地時間)
会場: Global Stage @ Downright Austin Backyard
出演アーティスト: アイスクリームネバーグラウンド、Enfants、打首獄門同好会、板歯目、FINLANDS、REJAY
企画制作: FRIENDSHIP.、LD&K, Inc.、The Orchard Japan、Spincoaster, Inc.、TuneCore Japan KK

CEIPA × TOYOTA GROUP “MUSIC WAY PROJECT” とは


新たな時代の音楽シーンを創造するプロジェクトで、日本の音楽のグローバル化と持続的な成長を推進することを目的としています。若い才能が国際的に活躍するための支援を行うことで、「日本の音楽が世界をドライブする」という目標を実現し、音楽を通じた新たな価値発信を目指しています。


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