宗祖降誕会の魅力
2025-05-19 17:24:36

西本願寺で開催される華やかな宗祖降誕会の魅力とは

西本願寺で開催される華やかな宗祖降誕会の魅力



浄土真宗の開祖である親鸞聖人の誕生日を祝う「宗祖降誕会」が、2025年5月20日(火)・21日(水)の2日間にわたり、西本願寺で開催されます。この特別な法要は、毎年恒例のもので、全国各地から多くの信者や観光客が訪れます。今年もまた、茶席や雅楽献納会、祝賀能といった華やかな行事が目白押しです。

このイベントの本質は、ただ神聖な法要を行うことに留まらず、伝統文化や美味しいものを通じて、その精神を広めるところにあります。

法要と行事のスケジュール



茶席


まず、特筆すべきは、国宝「飛雲閣」で行われる茶席です。5月20日(火)12時30分から16時まで、5月21日(水)9時30分から15時30分までの間、藪内流(やぶのうちりゅう)による抹茶接待が行われます。この特別な茶席は通常非公開であり、訪問者は飛雲閣内部の上品な ambiance の中で、質の高い抹茶と和菓子を楽しむ特権を得ることができます。全席椅子席のため、年齢を問わず誰でも快適に過ごせるのが特徴です。

雅楽献納会


続いて、雅楽献納会も見逃せないイベントです。5月21日(水)12時30分から、およそ150名の雅楽団体による圧巻の演奏が国宝「御影堂」にて行われます。この雅楽は「浄土の音色」と称され、鳳笙や篳篥、琵琶など多様な楽器が使用され、迫力ある音響が広がります。入場は無料で、誰でも参加できるのが大きな魅力です。

祝賀能


最後に、祝賀能は重要文化財「南能舞台」で行われ、5月21日(水)12時30分から15時20分頃に予定されています。能と西本願寺の歴史は深い関係にあり、明治時代から続くこの伝統的なイベントは、京都観世会の手によって洗練された演目が披露されます。この南能舞台は日本最大の屋外能舞台で、観客は悠久の歴史を感じながら優雅なひと時を楽しむことができるのです。

参加方法と申し込み


参加を希望される方は、特設の申し込み受付テント、もしくは本願寺龍虎殿にて5月20日(月)9時から受け付けを開始します。この日に5,000円以上のお布施を進納することで、観能券や茶席券が特典として受け取れます。詳細は西本願寺の公式ホームページにてご確認ください。

ツアーや特別な行事を通じて、ぜひ西本願寺の魅力とともに、それぞれの文化の深さを体感してみてください。質問がある場合は、参拝教化部へお電話でのお問い合わせもが可能です。078-371-5181までお気軽にお尋ねください。宗祖降誕会は、浄土真宗の重要な日を祝うだけでなく、訪れるすべての人に貴重な体験を提供する機会でもあります。是非、家族や友人と一緒に訪れてはいかがでしょうか。


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