下浦貴敬が仕掛ける新作舞台『魔女の嘘と月の心音』が上演決定！

下浦貴敬が新たな物語を描く舞台『魔女の嘘と月の心音』

株式会社Office ENDLESSが手掛けるオリジナル舞台『魔女の嘘と月の心音』が、2026年1月16日から18日までの3日間にわたり、シアターX（東京・両国）で上演されます。この作品は、演出家であり脚本家の下浦貴敬が初めて自らのオリジナルストーリーを手掛ける意欲作であり、多くの人気舞台をプロデュースしてきた彼の新たな挑戦として注目を集めています。

舞台のあらすじとキャスト

物語は、日が沈むと月とともに現れる魔女の存在から始まります。彼女は「私は嘘を食べて生きている」と静かに語り、真実と嘘の狭間で展開されるドラマが描かれます。キャストには、実力派の俳優たちが揃い、魅力的なキャラクターたちを演じます。具体的には、魔女役を田中良子が演じ、山先生役には村田洋二郎が名を連ねます。また、旅人役として若手の相澤莉多、少女役には飯窪春菜が出演します。

下浦貴敬の思い

下浦貴敬は、今回の作品について「演劇は嘘を扱う仕事」とし、人が作る言葉や物語が真実と嘘の間に存在することの重要性を語ります。「どんな嘘なら人を救えるのか」という問いを投げかけながら、本作を通じて一つの答えを見出したいと強い意欲を示しています。初の作・演出に対し、「怖さもあるが、それ以上に高揚感がある」とコメントし、俳優たちとの信頼関係の中で新しい挑戦に向かっています。

キャストのコメント

キャスト陣もそれぞれが作品に対する強い思いを語ります。田中良子は、「これは挑戦だ」と心の内を明かし、信頼する下浦と共にこの新しい物語に挑む決意を表明。また、村田洋二郎は、下浦との友人関係を背景に、互いの成長を感じながらこの機会をかみしめています。相澤莉多は、初めての四人芝居に期待を寄せ、新しい自分を発見できる予感を持っています。そして、飯窪春菜は、言葉の力に対する畏れを感じつつ、それを力に変えて演じることへのワクワクを語りました。