現代音楽の新境地
2025-08-01 11:39:14

加藤訓子が贈る!現代音楽の新たな地平を切り拓くコンサート

加藤訓子が贈る!現代音楽の新たな地平を切り拓くコンサート



2025年9月20日、神奈川県立音楽堂で開催されるコンサート『MUSIC DAY SERIES 2025』。

この特別な音楽イベントは、世界的に著名なパーカッショニストである加藤訓子のプロデュースによって実現します。加藤自身は、このプロジェクトを通じて日本の現代音楽の魅力を広め、次世代へとつなげることを目指しています。

コンサートの内容とは


今回のコンサートでは、日本の現代作曲家である権代敦彦に焦点を当て、その非常に多面性に富んだ作品が演奏されます。権代氏は1986年に桐朋学園で制作された《リベラ・メ》の委嘱初演以来、40年近くにわたり創作活動を行い、その独自性は多くの演奏家や音楽ファンを魅了しています。リズミカルで感情豊かな彼の音楽は、打楽器という領域を越え、ほかの楽器とのコラボレーションでもその魅力を発揮しています。

コンサートでは、加藤訓子をはじめ、権代の作品委嘱・初演に携わった実力派打楽器奏者たちが集結し、現代音楽の「現在地」と「未来図」を提示します。その中には岩見玲奈や會田瑞樹、新野将之といった注目の若手演奏家たちも多数参加し、多様な演奏スタイルが融合することで、観衆に唯一無二の音楽体験を提供します。

権代敦彦氏との深い関わり


加藤訓子は権代敦彦氏との懇意な関係から、多くの彼の作品に触れてきました。権代氏の作品が打楽器に与えた影響は計り知れず、彼が持つ現代的な視点と音楽の探求心は、演奏家たちにとって新たな挑戦であり、感動の源泉です。彼とのコンサートを開催できることは、加藤にとって大きな誇りであり、その作品が次世代の音楽家たちにどのように受け継がれていくのかを見守ることは、今後の音楽界における大きな試金石となるでしょう。

プログラムの詳細


演奏される楽曲は、権代敦彦の代表作を含む多彩なラインアップです。代表曲の一つ『リベラ・メ』をはじめ、さまざまな委嘱初演が行われ、そのすべてが権代作品への深い理解と敬意を表しています。

演奏曲目一覧


  • - リベラ・メ(1986年委嘱初演)
  • - アンジェラス / 晩祷の鐘(2001年委嘱初演)
  • - 最愛なるイエスよ、我等ここに集いて(2001年委嘱初演)
  • - 木霊(2003年委嘱初演)
  • - 臍(2006年委嘱初演)
  • - 光のヴァイブレーション(2016年委嘱初演)
  • - “シ”の彼方に(2021年未発表)
  • - ローズウッド霊歌(2022年委嘱初演)
  • - 世の終わりのためのコラール(2022年委嘱初演)

チケット情報


音楽に興味がある方は、ぜひチケットをお買い求めください。料金は全席指定で、A席5,000円、B席4,000円、U-25は3,000円となります。電子チケットの購入は、teketのウェブサイトから可能で、チケットかながわでも販売を行っています。

主催・共催について


このイベントは、特定非営利活動法人芸術文化ワークスによって主催され、神奈川県立音楽堂が共催で行います。音楽の持つ力を信じ、その力を未来へと継承するための重要な試みとなるでしょう。

この特別な一日をお見逃しなく、現代音楽の新たな地平を共に体験しましょう!



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