株式会社BETが北米市場に挑戦
近年、バーチャルライバー(Vライバー)やVTuberの市場が国内外で急速に拡大しています。矢野総合研究所の調査では、2023年度の日本国内市場規模は約800億円に達し、前年から153.8%の増加が見込まれています。また、世界市場では2024年に14億1,638万USドル(約2,169億円)が予測され、2030年には38億5,242万USドル(約5,900億円)にまで成長することが期待されています。こうした市場の急成長を受け、東京に本社を置く株式会社BET(代表取締役社長:村上大吉朗)は、北米に新たなVライバー事務所を設立することを発表しました。
株式会社BETの概要と実績
BETは、配信アプリ「IRIAM」に特化したVライバー事務所「Razzプロダクション」を運営しています。業界で最大規模を誇るこの事務所には、600名以上のライバーが在籍。2023年11月には東証グロース市場に上場するアスカネットの完全子会社となり、東京・神田須田町に本社を構える運営体制を強化してきました。これまでもライバーの育成やイベント企画、グッズ展開など、さまざまな活動を通じて成長を続けています。
新しいUS事務所の特徴
今回の新拠点となるUS事務所は、北米のクリエイターを対象としたバーチャルライバー専門の事務所です。その主な特徴は以下の通りです。
- - 英語圏対応のサポート: 当社の現地スタッフを通じて、英語でのマネジメントやトレーニングを提供。北米のクリエイターが安心してデビューできる体制を整備します。
- - IRIAM US版との連携: 米国版「IRIAM」と提携し、北米のユーザー向けライブ配信プラットフォームでの活動に対する支援を行います。日本で培った育成実績を基にした配信技術やコミュニティ形成のノウハウも共有します。
- - クロスカルチャーイベントの企画: 日米のVTuberやVライバーが参加するオンラインイベントやファンミーティングを通じて、両国のファン同士の交流を促進します。
- - オーディションの開催: 今後、北米のバーチャルライバー志望者を対象としたオーディションを実施する予定です。詳細は公式サイトやSNSで随時発表予定です。
設立の意義
国内外でVTuberやVライバーの活動の場が広がる中、BETは「世界中の誰もがバーチャルの舞台で自分らしく輝ける未来」を目指しています。この新しい拠点の設立により、米国のクリエイターが日本のVTuber文化に参加しやすくなることに加え、日米のライバーやファンが互いに刺激を与え合う機会を増やしていくことが期待されます。
今後の展開
US事務所の開設後、BETは現地の企業やプラットフォームとの提携を進め、全世界のファンに向けて魅力的なコンテンツを発信していく計画です。詳細なスケジュールやオーディション情報は、BETの公式サイトやRazzプロダクションのSNSで随時お知らせしていく予定です。
参考リンク