「motif de guépard」新プロジェクトの紹介
ファッションアイウェアのブランド「guépard」が、新たなプロジェクト「motif de guépard」を立ち上げました。このプロジェクトは、ブランドの根底にある精神を踏襲しつつ、ヴィンテージアイウェアへの深い敬意を表現しています。新コレクションの展開により、ブランドの過去と未来が交差する瞬間を楽しむことができます。
背景とコンセプト
「motif de guépard」のスタート地点とも言えるのは、インジェクション成形によるアイウェアの製造への関心です。この製法は軽量で柔軟、特にレジャーやスポーツ用に適した特徴を持ち、当時の技術によって生み出された先駆的なデザインが存在しました。しかし、その一方で製造精度の限界から粗悪な製品も多かったのです。
これを踏まえ、「motif de guépard」では過去のアーカイブからアイウェアのデザインを選び出し、現代の技術を駆使して品質を向上させる手法を取っています。単なる復刻作業ではなく、当時の創造的精神を現代に持ち込む取り組みでもあります。「motif」という言葉の意味には、テーマや動機が含まれ、ブランドの創造の歴史を振り返る重要な要素となっています。
ロゴとデザインの特徴
「guépard」のロゴマークは、ブランド名の由来である「チーター」の頭文字「g」を象る形で、チーターの目を思わせるデザインが施されています。これは、見抜く力や本質を見つめる視点を象徴しています。新プロジェクトでは、このロゴを反転させ、左目として表現し、直感や内面を注視する姿勢を具現化しています。
新ラインアップ
「motif de guépard」の第一弾として、1940年代のフランス製フレームを現代によみがえらせた2モデルが登場します。これらのフレームは、オリジナルの構造的な弱点を克服しつつ、当時のデザインを忠実に再現することで、ヴィンテージの魅力を保ちながら現代生活に適した実用性を発揮します。
gp-m1
このモデルは、極限までシャープなフロントラインが特徴で、インジェクション成形の可能性を最大限に引き出しています。無骨ながらも洗練された印象を持ちながら、直線的なシルエットが視覚的なインパクトを与えます。
gp-m2
一方、gp-m2は独特なカッティングで目を引くモデルで、太いストレートテンプルが力強さを演出します。直線と面で構成された大胆なフォルムは、実用性と表現力を高次元で融合させており、存在感あるデザインに仕上げられています。
カラーとレンズ
カラーはシックなブラックとブラウンの2色が用意され、レンズにはグリーンの高品質偏光レンズ(Zeiss Vision Sunlens製)が採用されています。これにより、視覚的なクリアさが確保されています。
ローンチイベントと販売情報
ローンチイベントは2025年6月14日・15日に韓国ソウルのBLINK. Eyewearにて開催され、その後同年7月末、guépard直営店や公式オンラインストアで先行発売される予定です。その後、全国の取扱店舗でも順次展開され、国内でのPOP-UPイベントも企画されています。
新しいコレクション「motif de guépard」の登場により、ファッションアイウェアの未来がどのように形成されるのか、今後も注目です!