大塚製薬とファミリーマートが熱中症対策啓発を全国展開
大塚製薬とファミリーマートがタッグを組み、全国47都道府県で「熱中症対策啓発動画」を放映する取り組みを始めます。このプロジェクトは、各地域の特性に合わせたオリジナルコンテンツを活用し、より効果的に熱中症対策の情報を提供することを目的としています。
実施の背景
昨今、熱中症により救急搬送される方が増加しています。特に夏の時期はリスクが高まるため、地域に根差した情報発信が求められています。そこで、大塚製薬とファミリーマートは、公民連携によって地域ごとの特色を反映した啓発活動を展開することに決定。これにより、生活者にとって身近で理解しやすい情報を届けることが可能になります。
取り組みの概要
この取り組みでは、2025年7月1日から7月14日までの期間中、ファミリーマート店舗内の「FamilyMartVision」を通じて、全国47都道府県それぞれのオリジナル熱中症対策啓発動画が15秒の短い尺で放映されます。動画は、地方に特有のキャラクターや方言を使用し、地域の人々にとって親しみやすい内容となっています。
放映スケジュールは、毎日11:00から17:59の間、1時間ごとに6回放映される予定です。これにより、約10,400店舗でリーチされる可能性のある6,400万人以上のお客様に対し、熱中症の注意喚起を行うことを目指します。
FamilyMartVisionについて
FamilyMartVisionは、全国のファミリーマートに設置されている大画面のデジタルサイネージです。このメディアで配信されるコンテンツには、エンターテインメント情報や地域ニュースなど、幅広いジャンルが含まれています。毎日およそ1,500万人以上の来店者がこの媒体を通じて情報を受け取っており、高い視認率を誇ります。
企業情報
今回の取り組みは、株式会社ゲート・ワンと株式会社データ・ワンが共同で行います。ゲート・ワンはデジタルサイネージのコンテンツ配信を専門とし、データ・ワンは購買データをもとにしたデジタル広告サービスを提供しています。両省の連携によって、地域の課題解決に貢献する新しい形の公民連携が生まれました。
結び
この夏、地域に密着した熱中症対策啓発動画が全国で展開されることで、多くの人々が熱中症対策の重要性を理解し、適切な行動を取ることが期待されています。大塚製薬とファミリーマートの取り組みが、地域社会にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目です。