クランチロール・アニメアワード 2025:『俺だけレベルアップな件』が受賞
「クランチロール・アニメアワード 2025」において、アニメ・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、人気作品『俺だけレベルアップな件』です。アニメファンの期待を背負い、今年も第9回目となる授賞式が日本で盛大に行われ、多くのセレブリティが集まりました。
授賞式の概要
授賞式は、昨年に引き続き日本で開催され、天城サリーとジョン・カビラが司会を務め、多数の国内外の豪華ゲスト達が一堂に会しました。その模様は、国内外にライブ配信され、多くのアニメファンがリアルタイムで観覧しました。
参加したセレブリティの中には、グラミー賞受賞シンガー・ソングライターのケイシー・マスグレイヴスや、カナダの俳優・ミュージシャンのフィン・ウルフハード、さらにはアメリカの人気俳優ガテン・マタラッツォ、多国籍なアーティストやモデルたちが名を連ねました。
プレショーとパフォーマンス
授賞式の前にはクランチロールのパーソナリティによるプレショーが実施され、ドラァグクイーンスターのプラスティーク・ティアラや、英プロボクサーのベン・ウィテカーなどが登場しました。さらに、授賞式ではヒップホップデュオのCreepy Nutsがオープニングテーマ「Bling-Bang-Bang-Born」を披露し、会場は大いに盛り上がりました。また、ロックバンドFLOWも20周年を迎えた「交響詩篇エウレカセブン」から「DAYS」を披露。
さらに、LiSAが数々のヒット曲をメドレーで歌い上げ、会場のボルテージが最高に達しました。新たな受賞作品として『進撃の巨人』が設けられた「グローバルインパクトアワード」を受賞し、文化的影響力を評価されました。
アニメファンの力
今年のアワードでは、全世界から5,100万票という驚異的な投票が寄せられました。首位には日本をはじめ、ブラジル、カナダ、チリ、フランス、ドイツ、インドなどの国々が入り、カナダとチリは初めてトップ10に名を連ねました。
選ばれた受賞作品は『ルックバック』『鬼滅の刃 柱稽古編』を始め、多種多様なジャンルでアニメの多様性を際立たせました。
クランチロールの使命
クランチロールは、アニメファンとクリエイターが一堂に集まるこのアワードを通じて、アニメという文化の拡充を図っています。プレジデントのラウール・プリニは、アニメが単なるエンターテインメントではなく、深い感情的なつながりを持つ作品であることを強調しました。2025年のアニメアワードにおいても、さらなる盛り上がりが期待されます。
今回の受賞を通じて、アニメ界の未来にも希望が見えます。このアワードを機に、まだ多くの素晴らしい作品にスポットライトが当たることを期待しています。