上川町とTSIの挑戦
2026-09-02 15:30:11

上川町とTSIホールディングスの協力で生物多様性を守る新たな試み

生物多様性保護への取り組み



2026年8月28日に行われた「HOKKAIDO ネイチャーポジティブフォーラム 2026」では、上川町とTSIホールディングスの協業による生物多様性の保護に向けた取り組みが紹介されました。TSIホールディングスは、「世界で最も幸せなファッションカンパニー」を目指し、ライフスタイルを彩るコンテンツの開発にも力を入れています。2021年には上川町と持続可能な地域づくりを進めるための包括連携協定を結び、共創による取り組みを進めています。

上川町は、北海道に位置し、人口3,000人ほどの小さな町ですが、自然環境が豊かで、大雪山国立公園を有しています。この町では、経済循環と生物多様性を両立させることが重要視されており、特に「大雪山国立公園の自然環境や生物の多様性を守るSDGsプロジェクト」に参加しています。このプロジェクトの一環として、西木町長が登壇し、上川町の取り組みを披露しました。

フォーラムのプログラムでは、環境省とともに上川町と羅臼町が「ネイチャーポジティブ」をテーマに語り合い、自然環境に根ざした新しいビジネスモデルの確立が求められています。今、企業や自治体には経済・社会・環境のバランスを取る持続可能な経営が求められており、その中に自然との共生も含まれているのです。

上川町は、企業や住民が一丸となって地域の自然を大切にしつつ、観光業に依存しない持続可能な町づくりを進めています。「大雪いきもの図鑑プロジェクト」はその一例で、2022年に実施されたこのプロジェクトでは、地域の生物に関するデータを収集し、地域の生物多様性を視覚的に確認できる仕組みを導入しました。スマートフォンアプリ「バイオーム」を用いて登山者や観光客が撮影した生き物のデータは、北海道大学の生物多様性の研究データとして活用されました。

このプロジェクトは、登山者や観光客から112件の投稿を集め、53人の参加者が得られるなど、非常に成功しました。これにより、生物多様性のデータの可視化が進み、地域の自然環境保全から得られる研究資金や担い手の確保にも役立ちます。TSIホールディングスも地域に貢献しつつ、企業自身の資金がフィールドで生物多様性のデータに結びつく感触を得られることを期待しています。

上川町は、地域の経済と自然環境の双方に貢献できるよう、企業との連携を強化し続けています。町長は、「企業が地域に深く関わり、共に共創していくことでより良い未来を築いていきたい」と語りました。今後もTSIホールディングスと共に、持続可能な地域社会を目指す活動を続け、本物の共生社会を実現することを期待しています。

このように、上川町とTSIホールディングスの取り組みは地域活性化のモデルケースともいえます。環境を考慮した新しいビジネスモデルが広がり、さらなる持続可能な社会の実現が期待されます。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: TSIホールディングス 生物多様性 上川町

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。