期待のオリジナルアニメ『超かぐや姫!』の魅力とは
2026年1月22日(木)、Netflixにて世界独占配信が予定されているオリジナルアニメ『超かぐや姫!』。この作品は、数々の名作アニメのオープニングを手掛けてきたクリエイター・山下清悟が初めて手がける長編映画であり、早くも多くのアニメファンの期待を集めています。ティザービジュアルや特報映像の公開時には、YouTubeチャートの「話題の映画」で1位を獲得し、SNSでの総再生数は1,500万回を超えています(11月28日時点)。
豪華な音楽陣が魅せる
本作の魅力の一つは、その“音楽アニメーションプロジェクト”としての側面です。楽曲を提供するのは、ryo(supercell)、kz(livetune)、40mP、HoneyWorks、Aqu3ra、yuigotという名だたるボカロPたち。物語の情緒を活かした美しい視覚表現と、3Dカメラワークによる迫力あるアクションが融合し、夢と希望に満ちた仮想空間『ツクヨミ』でのライブステージが描かれます。アニメーション制作を担うのは、過去に『ペンギン・ハイウェイ』や『泣きたい私は猫をかぶる』で知られるスタジオコロリドと、山下清悟が率いる新スタジオ・スタジオクロマトのタッグです。
メインテーマ楽曲「Ex-Otogibanashi」
今回、特に注目を集めているのは、ryo(supercell)が楽曲を手掛けたメインテーマ「Ex-Otogibanashi」のミュージックビデオです。この楽曲は仮想空間『ツクヨミ』の管理人である歌姫・月見ヤチヨ(cv.早見沙織)が歌い上げます。本編と同様に日本最古の物語『かぐや姫』をモチーフにしたこの楽曲は、物語の主人公かぐや姫が自分の運命を選ぶ力を持つというテーマが込められています。
ミュージックビデオの魅力
ミュージックビデオは、『ツクヨミ』の美しい風景を存分に見せるために、和風建築と浮遊するネオンの光を組み合わせた印象的なシーンで構成されています。懐かしさと新しさが交錯する独特の雰囲気が魅力的で、ヤチヨの気品ある魅力を余すところなく表現。彼女の柔らかい歌声は映像の美しさをさらに引き立て、視聴者を引き込む力があります。
楽曲は、ステージのライトが点灯するような音から始まり、細部にわたる音使いと爽やかなメロディがヤチヨのミステリアスな雰囲気を際立たせます。ピアノの音色が織り成す緩やかなテンポと壮大な構成が絶妙に絡み合い、聴く者に強い印象を残します。
期待の声
このミュージックビデオ解禁に際し、ryo(supercell)からは「物語の結末を自分で選んで生きることができる、かぐや姫の新たな物語」というテーマで制作したと語られています。動画のURLは
こちら。
作品の概要
『超かぐや姫!』は、夢が集まる仮想空間『ツクヨミ』を舞台にした物語です。17歳の女子高生・酒寄彩葉が、偶然出会ったかぐや姫との関わりを通じて成長していく姿を描いています。音楽や創作活動を通じて、少女たちの心の絆が深まっていく様子が描かれ、もともとの『かぐや姫』の物語とは異なる、新しい解釈がなされています。
キャラクターには、かぐや役に夏吉ゆうこ、彩葉役に永瀬アンナ、ヤチヨ役に早見沙織が参加しており、豪華な声優陣が物語にさらなる深みを与えています。アニメートの美しい映像と儚い夢の世界を堪能できる一作に期待が高まります。