青山商事と楽天ペイメントが提携、全国726店舗でポイントカード導入決定

青山商事と楽天ペイメント、提携による大規模なポイントサービス導入

青山商事株式会社と楽天ペイメント株式会社の間で新たな提携が発表され、2026年春頃より「楽天ポイントカード」を青山商事が展開する726店舗で利用できるようになります。この取り組みにより、ビジネスウェアを取り扱う「洋服の青山」や「SUIT SQUARE」などの店でのポイント還元が大幅に向上します。

ポイントシステムの魅力

提携により、顧客は店舗で「楽天ポイントカード」を提示することで、税抜200円ごとに1ポイントの「楽天ポイント」を獲得できます。また、貯まったポイントは1ポイントを1円として支払いに充てることができ、従来のサービスよりも利便性とお得感が増しています。

さらに、青山商事のメンバーズカードを併用することで、ポイントの重複獲得が可能になり、さらにお得なショッピング体験が実現します。このように、利用者は多方面からのポイント還元を享受できるため、大変魅力的なサービスとなります。

楽天との連携強化

青山商事は、2020年から楽天のキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」を導入し、楽天グループとの関係を強化してきました。新たな「楽天ポイントカード」の導入により、顧客に対するサービス向上を目指し、楽天グループとの連携をさらに深めることとなります。これにより、顧客にとっても使い勝手の良い店舗づくりが進むことが期待されます。

企業理念と今後の展開

青山商事は「持続的な成長」を掲げ、顧客のライフスタイルに寄り添った商品やサービスを提供しています。ビジネスウェア事業の強化に加え、レディースアイテムやビジネスカジュアル、オーダースーツの展開にも力を入れており、多様化したニーズに応えていく姿勢が伺えます。

一方、楽天ペイメントも「楽天ペイ」をはじめとする決済サービスで、顧客満足度調査で過去3年間連続で「顧客満足」1位を獲得するなど、業界における強固な地位を築いています。両社の新たな提携によって、多くの顧客にとって魅力的なサービスが展開されるでしょう。今後も顧客の利便性と満足度の向上を目指し、さまざまな取り組みが期待されます。

現在、日本の小売業界は変革期にあり、ポイントサービスやキャッシュレス決済の導入はますます重要になっています。青山商事と楽天ペイメントの提携は、その流れの中で大きな一歩となるでしょう。新サービスの展開を通じて、より多くの顧客にとって便利で魅力的なショッピング体験を提供できることが、今後の課題となります。