生誕95年オードリー・ヘプバーン写真展 AUDREY in Cinema
神戸の中心、阪急神戸本館にて、オードリー・ヘプバーンの生誕95年を記念する写真展「AUDREY in Cinema」が開催されます。このイベントは、彼女の映画における魅力と影響を再評価し、ファンや映画愛好者にとって貴重な体験となることでしょう。
オードリー・ヘプバーンは、1929年にベルギーで生まれ、幼少期はバレリーナを志していました。しかし、運命は彼女をダンサーから女優へと導くことになりました。1948年にロンドンに渡り、バレエスクールに入学したものの、身長が妨げとなりプリマバレリーナの夢を断念。その後、様々な舞台や映画に出演し、1951年にはフランスの作家シドニー=ガブリエル・コレットに見出され、ブロードウェイ・ミュージカル「ジジ」の主演女優としてデビューしました。
その後、1953年には『ローマの休日』で見事王女役を獲得。この映画は彼女のキャリアの転機となり、瞬く間に世界的なスターとなりました。ヘプバーンはその可憐さや上品さで観客の心をつかみ、映画社会での地位を確立していきました。
彼女のトレードマークとなった「ヘプバーンカット」もこの頃に誕生し、ファッションアイコンとしても多くの女性に影響を与えました。映画『麗しのサブリナ』では、自らのスタイルを活かし、ディオールのディレクターと共にデザインした衣装が話題を呼び、サブリナ・ファッションとして広まりました。
『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』『マイ・フェア・レディ』などの作品で、彼女は今もなお映画史に名を刻んでいます。プライベートでは二人の息子を育てましたが、晩年にはユニセフ親善大使としても活躍し、子供たちの権利を守るための活動に力を注ぎました。
本写真展では、オードリー・ヘプバーンが出演した数々の映画に関連する約120点の著名な写真が展示されます。彼女の演技やファッション、そして生き様が垣間見える貴重な機会です。観る者に感動を与えること間違いなしです。
展示概要
- - 開催期間: 2024年2月16日(日)〜24日(月・休)
- - 開催時間: 午前10時〜午後8時(最終日は午後5時終了、入場は終了の60分前まで)
- - 会場: 神戸阪急本館9階催場
- - 入場料金: 一般・大学生は当日1,000円、前売り800円。高校生・中学生は当日700円、前売り500円。小学生以下は無料です。
- - 前売券: ローソンチケットで2月15日(土)午後11時59分まで販売
- - 主催: 神戸阪急、企画制作: クレヴィス
また、障がい者手帳を持参した方は本人及び同伴者1名まで入場無料となりますが、混雑により入場をお待ちいただく場合もありますので、ご了承ください。
この機会に、オードリー・ヘプバーンの魅力を再発見し、彼女の映画とともに心温まる体験をしてみてはいかがでしょうか。彼女の人生と作品に触れることで、さらに深い感動が得られるはずです。