大手ライバー事務所321とタイムチケット、ライブエンターテインメントでの提携を発表

大手ライバー事務所321とタイムチケットが業務提携

2023年、業界の注目を集める大手ライバー事務所「321」とクリエイタープラットフォーム「タイムチケット」が、TikTokのライブエンターテインメント事業において業務提携を結ぶことが発表されました。この提携は、両社の強みを活かし、ライバーおよびイベントの活用を促進することを目的としています。

業務提携の背景

近年、ライブ配信は新たなコミュニケーション手段として定着し、市場規模は拡大を続けています。これに伴い、ライブ配信を行う事業者も増加し、様々な機会が創出されています。従来の配信手法は一部のアーティストに限られていましたが、最近では様々なジャンルのクリエイターが自らのパフォーマンスをデジタルプラットフォームで届けることができるようになっています。

このような状況を背景に、321とタイムチケットが提携することは、ライバー事業の発展に寄与するものと期待されます。両社は共同勉強会やトップライバー同士のコラボレーションを通じて、ライバーのマネジメントに関するノウハウを共有し、人的交流を深めていく予定です。

提携内容の詳細

業務提携により、321とタイムチケットはライバー同士のコラボレーションを推進することで、互いの収益や活動に寄与することを目指しています。特に、TikTokではライバー同士のコラボレーションが収益を生む要素とはなっており、両社のインフルエンサーたちが力を合わせることで、より多様なコンテンツが生み出されることが期待されています。

321の創設者である菅本裕子（ゆうこす）さんは、「私たち321はライバー業界をより良くしていくためにさまざまな挑戦をしてきました。タイムチケットとの協業により、互いの強みを活かし合い、より一層業界を活性化したいと思っています」と述べています。

一方、タイムチケットのCOOである根本勇矢は、「輝く個人を応援したいという想いを持ち、ライバー業界の健全化を促進することを目指しています。321との提携を通じて、ライバーやクリエイターマネージャーのスキル向上や地位の向上を図りたいと考えています」と語ります。両社は、ライバーの可能性を広げるために努力していく方針です。

期待される成果

この業務提携を通じて、ライバーとして活動する個人の地位向上や、コラボレーションによる新しいビジネスチャンスが生まれることが期待されています。また、321とタイムチケットは、協力し合いながらアーティストやクリエイターが活躍できる環境の整備を進めていく意向を示しています。

これからのライバー業界において、この提携は一つの大きなステップとなることでしょう。お互いの強みを結集させることで、さらなる革新や発展に繋がることが期待されます。関係各所の理解と協力のもと、新たな可能性が広がることに期待しましょう。