紀[KI]- SIÈCLEPOP UPで体感する100年前の美しさと新たな味覚

紀[KI]- SIÈCLEPOP UPが青山に登場

L'ÉCHOPPE青山店で開催される「紀[KI]- SIÈCLEPOP UP」は、私たちの記憶の中に残る過去の美しさを現代に蘇らせる特別なイベントです。このポップアップでは、約100年前に手織りされた上布、苧麻（ちょま）の絣（かすり）をフランスのワークウェアの形に仕立てた独特なアイテムが揃います。

記憶の中の美しさを新たに

100年前を振り返ると、日本は大正から昭和初期にかけての混沌とした時代でした。自動車が普及する前の街では、和服と洋服が入り交じり、今とは違った風景が広がっていました。そんな時代に生まれた生地を基にした紀[KI]- SIÈCLEは、普遍的な美しさの探求を目指しています。

今回の展示では、全て一点ものの貴重なアイテムが並びます。具体的には、フランスのヴィンテージを元にデザインされたコートやシャツに加え、一枚の着物を使用した「MINIMAL」という名の新しいパターンが登場します。このように無駄なく素材を活かしたアイテムたちは、過去の美しさを現代的に再解釈し、多くの人々の心を惹きつけてやみません。

ディレクター宇佐見氏の目

イベントのディレクター、宇佐見氏はパリを拠点に活動するファッションの専門家です。世界各国の文化や素材に触れてきた彼は、長い時間を超えても色褪せない美しさを捉える力を持っています。彼の目を通した100年先の「美しさ」を、ぜひこの機会に体感してみてください。

特別なジェラートで味覚も刺激

イベント期間中、5月30日と31日には特別なジェラートも販売されます。これを手掛けるのは、編集者の細川紗良氏によるジェラートプロジェクト「gem」です。素材がまるで宝石のように輝くジェラートは、今回のイベントのために特別に用意されたもので、在来種のお茶を使用したフレーバーをご用意。ファッションだけでなく、味覚でも楽しさを提供します。