物価高と寒さが影響！冬の過ごし方はおうちエンタメが主流に

昨今の物価上昇や厳しい寒さが影響し、今年の冬は自宅で楽しむ「おうちエンタメ」が多くの人にとっての新しいスタンダードとなっています。パナソニック株式会社が実施した調査によると、外食や外出をためらう理由として、物価高が浮彫りに。66%の人々が「外食はほとんどしない」と回答し、寒さも相俟って家で過ごす時間の重要性が高まっています。

物価高と寒さの影響

物価高で外出を敬遠する人が多いなか、なんと約80%が寒さのために家で過ごす時間が増えると感じています。特に、外食や娯楽にお金をかけたくないという心理が働いており、「できるだけ家の中で過ごしたい」という意見が49%に達しました。これらの要因が、世間の「おこもり派」を後押ししています。

おうち時間の充実化

自宅での過ごし方を見てみると、特に「テレビ番組の視聴」が59.6%と圧倒的に人気。次に「動画配信サービスの鑑賞」が41.7%、「映画鑑賞」が27.9%と続き、世代ごとにエンタメの嗜好が異なることも明らかとなりました。70代はテレビ番組を好む一方で、20代は動画配信サービスを利用する傾向が強いです。

家での楽しみ方に対して投資意識が高く、過半数が「家の中での充実した時間を過ごすためのアイテム」にお金をかけてもいいと考えています。この傾向は、特におうちエンタメに特化したアイテムへの需要を生んでいるのです。

自分へのご褒美が増加

また、自己投資としての「自分へのご褒美」に関する意識も高まっており、過半数以上がそうした経験を持つと回答しています。特にストレス発散や気分転換を目的として、毎年3万円以上使う人が約44.7%いることがわかりました。1年間に15万円以上使うケースもあるということで、自分のための贅沢を惜しまない人が増加しています。

冬のエンタメ需要

今年の冬、特におうちエンタメがストレス発散に重要であると感じる人は73%に達し、59.1%はおうちエンタメを楽しむ時間を増やしたいと考えています。これに伴い、実際に「おうちエンタメ」を楽しむためのアイテムが求められる状況が続いています。例えば、テレビ番組視聴を楽しむために最新の4K有機ELテレビや、スマートフォンと連動してすぐに使えるネットワークレコーダー、そしてサラウンド体験を楽しむネックスピーカーなどが評価されています。