新作ミュージカル登場
2025-07-18 13:08:19

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』が再演!岸本功喜・小島良太インタビュー

新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』の魅力と再演の背景



新作ミュージカル『ディズニー くまのプーさん』が2025年5月に再演されることが発表され、多くのファンの期待が寄せられています。このミュージカルは、A.A.ミルンの原作にインスパイアされた作品であり、クラシックなディズニーのアニメーションからも多くの要素を取り入れています。役者たちが操る等身大のパペットや精巧なセットが特徴で、観客はまるで100エーカーの森に迷い込んでいるかのような体験ができます。

クリエイターへのインタビュー


昨年の成功を受けて、岸本功喜(日本版演出補)と小島良太(翻訳家)へのインタビューが行われました。今回は、彼らの思いや作品へのアプローチについて伺いました。

ジャパンツアーの再演に寄せる想い


岸本は、昨年の公演が多くの観客に感動を与えたと語ります。「この作品をより多くの人々に届けられること」に大きな喜びを感じ、「くまのプーさん」という普遍的なキャラクターが、様々な年代のファミリーに愛される理由を振り返りました。彼は、特にファミリーでの観劇はハードルが高いとの認識を持ち、全国ツアーで広くこの世界観を発信していきたいと強調しました。

小島も観客からの満足度を実感し、「パペットとその動きに感情が宿っている」と観劇者たちのリアクションに頭を下げました。観客は、本作の世界に入り込むことができ、感動を与え合う様子が伺えます。

ミュージカルの魅力と生の体験


岸本は、このミュージカルにおける生の体験の重要性を強調します。多くのエンターテインメントがスマホで楽しめる時代にあって、「劇場に足を運ぶこと」の価値は高いと信じています。彼は「生のエネルギー」を持ったくまのプーさんたちに会うことで、唯一無二の体験が提供されると述べました。

小島も、パペットたちがリアルに動き回る様子が見どころであり、観客が「プーさんたちが実際にそこにいるように感じられる」と期待を寄せています。

パペットの演出と翻訳へのこだわり


岸本は、パペットの演出において、キャスト同士の演技がリアルであることが重要だと考え、役者がパペットを操る前に、しっかりとした基盤を構築することに注力しています。「パペットに魂を宿す」ための工程を大事にしているとのことです。

また、小島は、日本語翻訳にあたり、ディズニーのアニメーション世界と一致させることを最優先としていると説明しました。特にキャラクターごとの言葉の使い方に工夫を凝らし、観客がなじみやすい表現を大切にしていると語ります。

ジョナサン・ロックフェラー氏の演出世界


演出家のジョナサン・ロックフェラー氏についても評価が高いです。岸本は彼のディテールへのこだわりと普段の演出スタイルに感銘を受け、観客がキャストの存在を忘れさせるような演技が実現できているのも彼の才能の一端であると賞賛しました。

小島も彼のユーモアセンスが、ミュージカルの魅力を引き立てる要素になっていると明言しています。

観劇をすすめるメッセージ


この作品はすでに多くの観客の心を掴んでおり、岸本と小島はこれから観る方に向けて熱いメッセージを送りました。小島は「プーさんとピグレットの会話がリアルで、まるでその場にいる気分になる」と強調し、この不思議な体験を観劇に来てほしいと呼びかけました。岸本も、「この作品は、ぜひその場で体験してほしい」と改めて観客を歓迎しました。

今後の公演スケジュール


このミュージカルは、名古屋を皮切りに大阪、福岡、東京、埼玉、横浜と、全6都市での公演を行います。一般販売は7月19日より開始されます。

観客は、実際のパペットたちがリアルに動き、声を発する姿を目の前で楽しめるこの作品の中で、忘れられない瞬間を体験することができます。ぜひミュージカル『ディズニー くまのプーさん』を楽しんでみてください。


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