平和を願う音楽
2025-07-22 13:46:34

アクターズスクール広島が贈る、平和を願う音楽プロジェクトを開催

平和を音楽で届ける、ASH PEACE PROJECT



広島市にあるアクターズスクール広島は、平和の大切さを考慮した音楽プロジェクト「ASH PEACE PROJECT」を展開しています。これに伴い、在校生36人が7月19日から21日の3日間にわたり、平和をテーマにした5曲のレコーディングを行いました。この活動は、被爆80年、戦後80年を迎える今年にふさわしいもので、多様な社会問題に直面する現代において、子どもたちの声で「戦争を止めよう」と呼びかけることを目的としています。

5曲のレコーディング内容



レコーディングされた楽曲には、合唱曲「Hello, Thank you, Sorry, All right」、4人組のユニット曲「サンタと神様」、ソロ曲「Mother Earth ,Mother」、「瓦礫に花は咲かない」、「ノーモアノーウォー」が含まれています。参加した生徒たちは、小学1年生から高校1年生まで幅広い年齢層が集まっており、それぞれの楽曲に対する思いを胸に歌声を響かせました。

合唱曲「Hello, Thank you, Sorry, All right」



この合唱曲では、「Hello」「Thank you」「Sorry」「All right」という4つのキーワードが歌われます。互いを理解し合うための言葉が、平和への第一歩であるというメッセージが込められています。小学生たちの清らかな声が響き渡り、聴く者の心を打つことは間違いありません。

ユニット曲「サンタと神様」



ユニット曲「サンタと神様」では、ファンタジーの要素と信仰が融合し、「君を守ってくれる」というメッセージが繰り返されます。現実の厳しさを乗り越え、希望を持ち続けるよう訴える内容で、聴く人に勇気を与えます。

ソロ曲「Mother Earth ,Mother」



この曲は、地球を「母」として受け入れる視点が強調されています。「母を探す小さなもみじの手」という歌詞からは、子どもの目線で感じる平和の大切さが伝わってきます。国境を超えた命のつながりが描かれ、全ての生命への愛が表現されています。

「瓦礫に花は咲かない」



この楽曲では、文明の影響や人間の無意識な加害性に対する鋭い指摘がなされています。「瓦礫に花は咲かない」というフレーズが象徴するように、破壊の瞬間を歌いながらも、再生への希望を示すメッセージが込められています。

「ノーモアノーウォー」



最後に「ノーモアノーウォー」では、現在進行形で争いが続く世界に向けて、ダイレクトな平和のメッセージが届けられます。同い年の子どもたちが夢見ている平和な未来を思い、強い言葉で訴えかける姿が印象的です。

生徒たちの思い



レコーディングに参加した生徒たちも、それぞれの楽曲に対して思いを語っています。小学5年生の陽葵さんは、「戦争がなくなってほしいという願いを込めて、歌いました。この曲が今、戦争中の国の人たちに届いてほしいです」と話しました。また、小学4年生の鈴花さんは、「『サンタと神様』を歌うことで、戦争で怖い思いをする人々が少しでも幸せになってほしいと思っています」と語りました。中学2年生の小暖さんは、「この曲には平和への強い思いが込められていて、歌い方を工夫しました。皆さんの心に届くといいな」と願っています。

イベントスケジュール



「ASH PEACE PROJECT」の楽曲は、8月15日に配信され、広島駅南口の地下広場では無料でリリースイベントが行われます。イベントは午後5時と6時の2回に分けて実施される予定です。また、CDのリリースも9月23日に予定されています。

このプロジェクトは、音楽を通じて平和の大切さを広める素晴らしい取り組みです。これからも子どもたちのメッセージが多くの人に届くことを願っています。


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