名古屋フィギュアスケートフェスティバルが2026年1月4日、名古屋市にある日本ガイシアリーナで開催されます。2003年にスタートしたこのイベントは、かつて「跳べ!氷上の華たちフィギュア王国・名古屋から世界へ」という名称で知られていました。名古屋フィギュアスケートフェスティバルは、愛知県を代表する冬のアイスショーとして確固たる地位を築いており、国内外のトップスケーターたちを招待するほか、将来を担う若手選手たちの夢の舞台でもあります。このたび、22回目の開催を「ファイナル」とし、これまでの歴史に一つの区切りをつけることに決めました。
名古屋フィギュアスケートフェスティバルは、地元のジュニアやノービス選手がトップスケーターと同じ舞台で演技できる貴重な機会を提供してきました。これにより、選手たちは国内大会から国際舞台へと羽ばたく準備を整えてきました。愛知県は“フィギュアスケート王国”としても知られ、このイベントはその象徴的な存在となっています。ファイナル公演にあたる今回は、これまでの「名フェスらしさ」を最後まで大切にしつつ、新たな進化を遂げる機会でもあります。
さらに、今年の公演には特別なゲストも出演予定です。地元名古屋出身の安藤美姫さんが11年ぶりに名フェスに登場するほか、無良崇人さんや本郷理華さんといった現役時代に世界舞台で活躍したスケーターたちが華やかな演技で観客を魅了します。これらのトップスケーターによるパフォーマンスは、ファイナルを華やかに飾ることでしょう。
このイベントを記念して特製メモリアルプログラムも販売されます。プログラムは全52ページで、当日の演技写真や選手への独自インタビュー、過去の公演の写真も収録されます。入場券に加えてプログラムを購入することができ、特別な思い出を手に入れることができます。価格は1冊4,400円(税込)で、2月上旬にお届け予定です。
また、オンラインでの視聴の機会もあり、過去最多となる計6アングルでの「マルチアングル配信」が予定されています。視聴者は、自分の好みに合わせて映像を切り替えながら公演を楽しむことが可能です。LIVE配信中でもプレイバック機能を利用してお気に入りのシーンをすぐに振り返ることができるほか、バックヤードからの選手リポートも視聴できるのはオンライン限定の特典です。配信期間は2026年2月6日までとされており、スケジュールは以下の通り予定されています。
【開催概要】
- - 【名称】名古屋フィギュアスケートフェスティバルファイナル
- - 【主催】名古屋市、中日新聞社
- - 【後援】日本スケート連盟、名古屋市教育スポーツ協会
- - 【主管】愛知県スケート連盟
- - 【協賛】中京大学、中村と樹の恵本舗
- - 【会場】日本ガイシアリーナ
- - 【日時】2026年1月4日(日)17:00開演 (開場16:00)
- - 【種目】男子シングル、女子シングル
主な出場選手としては、男子は壷井達也、友野一希、三浦佳生など、女子は樋口新葉、千葉百音、島田麻央らが予定されています。一部選手は今後変更が生じる可能性があります。チケットは、RS席18,000円、SS席16,000円、A席8,000円などの価格帯で販売されており、メモリアルプログラムとのセット購入も可能です。オンライン視聴券は4,980円、プログラム付きは9,000円でご提供します。公式サイトからの申し込みもお忘れなく!