目指せインクルーシブ!「ムーンナイトサーカス2026」が若い感性を呼び覚ます
長野県茅野市と松本市で開催予定の「ムーンナイトサーカス2026」が新たにスタートします。この現代サーカスは、年齢や状態を問わず「全て」の人に向けて届けられる芸術体験です。運営は医療法人社団オレンジが行い、地域住民やアーティストが協力し、共に楽しめる場を作り出しています。この取り組みは、昨年からのツアーを経て、今年で5シーズン目を迎え、更なる進化を遂げています。
「つながるサーカスキャラバン2025-26」として展開されてきたこのプロジェクトは、8名の一般公募で集まったキャストと、プロのアーティストたちが織りなす共同制作の成果です。通常、サーカスは高い技術が要求されますが、「ムーンナイトサーカス」はその枠を超えて、多様なバックグラウンドを持つ人々が楽しむことを目的としており、参加者の作品とも言える舞台が完成します。
このプロジェクトの特徴は、誰でも楽しめる「ソーシャルサーカス」の要素を取り入れたことです。具体的には、視覚や聴覚に障害のある人、身体や知的障害を持つ方も含めたインクルーシブな舞台となるように設計されています。これまでに長野県内で複数の地域へ訪問し、約3000人に感動を与えてきた実績があります。
演出を背負うのは、金井ケイスケ氏。彼は東京2020パラリンピックの開閉会式に参加し、国際的な場でも評価されるインクルーシブな演出を実現しました。この経験を活かし、サーカスの新しい形を模索しています。金井氏の思いは、インクルーシブな文化を全国、さらには世界へと広げることです。
2026年の公演の見どころ
今回の「ムーンナイトサーカス2026」も期待を裏切りません。新たに加わった8名のキャストが参加し、半年間の稽古を経て、一体感をもってパフォーマンスに挑戦します。特に注目したいのは、プロとアマチュア演者の「共に創る」という姿勢です。新しい試みとして、会場での限定グッズ販売も予定しており、来場者にとって特別な体験を提供します。
今年は特に多彩な演出が期待され、初めての来場者でも、リピーターの方でも楽しめる内容になっています。遊び心あふれる演出が盛り込まれ、心温まるエンターテイメントが繰り広げられます。
イベントの詳細は以下の通りです。
- - 開催場所: 茅野市民館 マルチホール(茅野市)
- - 開催日時: 2026年2月21日、22日
- - 料金: おとな(1階席)4,500円、(2階席)3,500円
U-25(25歳以下)2,500円、U-15(15歳以下)1,500円
- - 開催場所: 松本市波田文化センター (波田市)
- - 開催日時: 2026年3月21日
- - 料金: おとな3000円、高校生以下1000円
加えて、クラウドファンディングも始まっており、「すべて」の人と共に作り上げていくサーカスの実現に向けてのサポートをお願いしています。遠方に住む方々も、このプロジェクトに賛同し、応援してくださると嬉しいです。
最後に、プロとアマの境界を超えた新たなサーカス体験が、私たちを待っています。ぜひ、皆さんもこの特別な瞬間に立ち会ってください。文化と芸術の可能性を感じ、共に楽しえられるこのイベントを通して、日常生活に彩りを加えてみてはいかがでしょうか。