映画『ギブ・ミー・マイライフ!』が制作決定
若者の孤立や貧困、虐待といった社会問題に真正面から取り組む映画『ギブ・ミー・マイライフ!』が、いよいよ制作が決定しました。本作の監督は作品を通じて社会の片隅にある声を描いてきた古新舜氏が務め、俳優・西村まさ彦が出演します。2025年10月20日からクラウドファンディングを開始し、映画制作費を募ります。
社会問題に立ち向かう本作
日本では、学校や家庭で孤立し、苦しんでいる若者たちの現状がますます深刻化しています。不登校の子どもは42万人に上り、児童虐待は22万件、ヤングケアラーも26万人を数えています。こうした状況を受け、映画『ギブ・ミー・マイライフ!』は、これらの問題に立ち向かうために制作されたものです。
本作は、「物語」という形で若者たちの苦しい現実を社会に届けることで、大人たちに心を揺さぶり、未来への希望を切り拓いていくことを目指しています。虐待、貧困、家族の介護に悩む若者たちが抱える問題を探求し、彼らを支える大人との関係性を描いていきます。
西村まさ彦の参加
この映画に出演するのは、著名な俳優・西村まさ彦氏です。映画や舞台で広く知られる西村氏は、本作のテーマに深い共感を示し、若者の困難に寄り添う大人の役柄を演じることに快く応じています。彼の存在は本作において非常に重要な役割を果たすことでしょう。
監督・古新舜の思い
古新舜監督は、自身も教育の呪縛や孤立を経験した過去を持ち、その思いから本作の制作を決意しました。これまでにも『あまのがわ』や『いまダンスをするのは誰だ?』など、社会の影に潜む声を描いてきた彼が、どのように新たな物語を紡ぎ出すのかに注目です。
現場の声を基にした制作
本作は単なるフィクションではありません。過去2年間にわたり、日本各地のNPOや子ども支援団体、ユースセンター、無料塾、子ども食堂など、50以上の団体を訪れ、現場の声を直接取材することで作られました。家庭内の暴力やネグレクトに直面する10代や、家族の介護を強いられるヤングケアラー、助けを求められないまま孤立している若者たちのリアルを描きます。
これらの実際のエピソードをもとに、脚本を練り、物語として再構成します。現実に根付いたストーリーでありながら、希望の光を描くことを目指しています。
クラウドファンディングの詳細
映画の制作費を募るクラウドファンディングは、2024年10月20日から開始予定です。初期目標は1,000万円とし、最低でも2,000万円の調達を目指しています。このプロジェクトはCAMPFIREプラットフォームで行われ、支援者にはエンドロールへの名前掲載、試写会招待、台本やロケ見学の特典があります。詳細は公式ページでご確認ください。
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お問い合わせ
本作に関するお問い合わせは、ギブマイ合同会社までお願いいたします。担当は田中または隈部(クマベ)です。公式サイトやTwitterでも最新情報を確認できますので、ぜひフォローしてください。公式サイト:
https://givemy.jp、公式X(Twitter):
@givemy_movie
この映画『ギブ・ミー・マイライフ!』が、社会に新たな光をもたらすことを期待しています。