傑作が蘇る!島倉千代子の未発表音源
今年、島倉千代子の未発表音源が発見され、彼女の命日である11月8日にはメモリアルアルバムがリリースされることが明らかになりました。このアルバムには、今回発見された7曲の未発表音源のうち、4曲が収録されます。
今回の発見は、ファンからのリクエストによるもので、レコード会社が提出された情報を精査していく中で実現しました。特に印象的なのは、1962年5月に録音された「峠道」のデモ音源で、島倉が「うた声喫茶でみんなといっしょに歌いたい」とのコメントを残していたことです。この録音は長い間忘れられていましたが、録音台帳の調査を経てマスターテープが確認され、かつての名曲が再び世に出ることになりました。
さらに、彼女のデビュー前の1954年に録音された「花の奴さん」という楽曲も島倉の名義では未発表でしたが、1957年に他の歌手によって改訂されてリリースされたことがわかりました。このようなデータの整理が進む中、合計7曲の未発表音源が見つかりました。
新たなメモリアルアルバムは2枚組となり、「人生いろいろ」、「東京だョおっ母さん」、「愛のさざなみ」などの彼女のヒット曲も収録される予定で、全33曲が収められます。特に姉の島倉敏子とのデュエット「一の宮青年音頭」も貴重な音源として収められることが嬉しいですね。
11月14日には、古賀政男音楽博物館にてメモリアルイベントが開催され、その中ではビデオコンサートの他、島倉と関係の深い歌手からのビデオメッセージや、ファンからのリクエストに応じた未発表音源も披露されることが決定しています。
この特別なイベントには観客も参加でき、島倉千代子の音楽に触れ、思い出を共有する貴重な機会となるでしょう。
島倉千代子の新たな発見とその影響
彼女は1954年にコロムビア全国歌謡コンクールで優勝し、その後1955年に「この世の花」でデビューしました。その後彼女は数々のヒットを世に送り出してきました。その最後の録音は、亡くなる3日前の2013年11月5日に収録された「からたちの小径」で、まさに音楽人生の結実ともいえる作品です。
また、本日、島倉千代子の公式YouTubeチャンネルにおいて、彼女の代表曲から選ばれたライブ映像が15曲公開されました。この映像は、彼女の人気の高さを物語るものであり、ファンの皆さんにとっては筆舌に尽くしがたい喜びとなるでしょう。
今回のメモリアルアルバムのリリースとイベント開催を通じて、島倉千代子の音楽が新しい形で世に広まることを期待したいです。彼女の音楽の真髄を再発見し、その偉大さに触れる特別な機会を逃さないでください。最新情報は、
日本コロムビアの公式サイトや同社の公式YouTubeチャンネルでチェックできます。
イベント情報
- - 日程: 2025年11月14日
- - 会場: 古賀政男音楽博物館 けやきホール(東京・代々木上原)
- - 開場: 13:00, 開演: 13:30
- - チケット: 全席指定¥4,000(税込)
- - 主催: 日本コロムビア株式会社
- - お問い合わせ: コロムビアイベント事務局 島倉千代子イベント係 03-5912-1830
この一大イベントは、島倉千代子の音楽を愛する全ての方々にとって、忘れられない時間となること間違いなしです。