「パワプロ」をドラマ化!新たな挑戦が始まる
株式会社コナミデジタルエンタテインメントの象徴的な野球ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズが、2025年に初めてのドラマ化を果たすことが決まりました。タイトルは『パワプロドラマ2025 ー平凡な新社会人の俺がサクセスした話ー』。このドラマは、朝日放送テレビ(ABCテレビ)で放送される予定であり、脚本はお笑いコンビ「ニッポンの社長」の辻皓平さんが務めることになっており、脚本は今回が初めての挑戦です。
野球ゲームの名作が新たなストーリーを紡ぐ
「パワプロ」シリーズの初回作は1994年に発売されて以来、31年以上もの歴史を持ち、多くのファンに愛され続けてきました。特に、シリーズ内の「サクセスモード」では、プレイヤーが選手を育成し、成長していく様子がリアルに再現されています。この要素が今回のドラマ化にも大いに影響を及ぼしており、物語はリアルな社会生活と「パワプロ」のゲーム要素を組み合わせたストーリーになるようです。
脚本に込められた辻皓平の熱い想い
辻さんは脚本の依頼を受けた際、喜びと共に少しの戸惑いも感じたようです。「脚本を任せていただけるというのは本当に光栄ですが、正直『なぜ自分が?』とも思いました」と話します。しかし、彼はこの挑戦が自身の成長につながることを認識しており、「絶対に良い作品にしたい」という強い意志を持っています。そして、パワプロファンがさらに作品を愛し、未経験者もこのドラマを機に新たなファンになってほしいという願いを込めた言葉を記しています。
放送日時と概要
ドラマは2025年9月26日(金)24:24から、朝日放送テレビで放送される予定です。また、放送終了後にはTVerとABEMAでの見逃し配信も計画されています。ドラマのあらすじは、野球に情熱を注いできた平凡な新社会人の主人公・西野が、様々な仲間たちとの出会いを通じて成長していく過程が描かれます。特に、就職初日に出会った個性豊かな同僚たちとの交流が物語の核心となっているようです。
期待されるストーリーと視聴者へのメッセージ
物語の舞台は忙しい現代社会。高校時代に野球に情熱を捧げていた西野は、不幸なことでトラウマを抱え、社会生活に嫌気を感じていました。そんな彼があるゲーム「パワフル社会人」を手に入れ、そのゲーム内での能力数値が現実世界の仲間たちのスペックとリンクすることから始まる奇妙な冒険。この設定によって、日常生活とゲームがどのように結びつくのかが見所の一つです。
辻さんは視聴者に向けて、「『パワプロ』のサクセスモードは人生そのもの」と強く語っており、良いことも悪いこともある日常や、実力や評価が結果に結びつかないことがあることを描きたいと考えています。彼自身も脚本を考える中で「パワプロ」に対する愛情がより深まっているとのことです。さあ、どのような物語が展開されるのか、視聴者としても期待に胸が膨らみます。
辻皓平のプロフィール
辻皓平さんは1986年11月15日生まれ、京都府出身。彼は2013年にお笑いコンビ「ニッポンの社長」を結成し、数々の漫才やコントのコンペティションで活躍。2021年には「NHK新人お笑い大賞」を受賞し、2025年には初開催された漫才とコントの二刀流御三家にて初代王者に輝くなど、実績を積み重ねてきました。そんな彼が手がける初のドラマ脚本への期待は高まる一方です。
今後の続報に目が離せません。