B2福岡がセミファイナル初戦で苦杯を喫する
2025年5月10日、りそなグループB2 PLAYOFFS セミファイナルの初戦が福岡で行われ、ライジングゼファーフクオカが富山グラウジーズに77-84で敗れました。この敗北は、B1昇格を目指す福岡にとって非常に痛手となりました。
試合の流れ
試合は、福岡が#7西川選手のジャンパーで先制し、勢いをつかむかと思われましたが、富山も負けじと#11宇都選手や#30ホワイト選手、#1ケネディ選手が確実に得点を重ねていき、一進一退の攻防が展開されました。福岡は前半終了時は50-55と接戦の展開でしたが、特にファストブレイクでの失点が響き、集中的に失点を許しました。福岡は3ポイントシュートの高確率(54.5%)で粘りを見せたものの、ミスによりチャンスを生かしきれませんでした。
後半に入ると、福岡は焦りを見せず、徐々に富山との点差を縮めていきました。特に#50ブラウン選手のスティールや#1中村選手のブロックが流れを呼び込みました。しかし、#8スミス選手が4つ目のファウルを犯し、苦しい状況に。西川選手の3ポイントシュートで2点差に迫るものの、最後は富山に逃げ切られ、敗戦が決まりました。
監督と選手の声
試合後、浜口炎HCは富山のファストブレイクに苦しんだことを認めながら、選手たちの頑張りを称賛しました。特に後半の修正ができたものの、オフェンスが伸び悩んだと反省点を挙げました。「明日もう一度切り替えて、まずは勝ちを取りたい」と意気込む姿勢が見受けられました。
一方で、#7西川選手は「試合の立ち上がりで富山に走られてしまい、どうにかしたかった」と悔しさを表現。「ターンオーバーを抑えいい形でのオフェンスが鍵」と、次戦に向けての課題を示しました。
ファンへのメッセージとして、福岡の選手たちは応援が力になっていると伝え、昇格のチャンスを信じて次試合に挑む構えです。
次戦に向けて
B1昇格に向けて、福岡は次戦の勝利が不可欠です。これまでの経験を生かし、修正を行った上で挑戦する姿勢が求められます。ファンの応援が後押しとなり、福岡が逆境を乗り越え、次の試合を勝利で飾れるよう期待したいところです。
試合のハイライトは【バスケットLIVE】にて視聴可能です。