映画『まぜこぜ一座殺人事件』奄美大島での上映情報
奄美大島のシネマパニックで、映画『まぜこぜ一座殺人事件~まつりのあとのあとのまつり~』が5月17日から6月1日まで上映されます。この作品は、他にはあまりない社会派コメディサスペンスとして注目を集めています。特に、毎週土日と最終日の上映にはアフタートークも行われ、映画の背後にあるメッセージについてより深く理解することができます。
主な上映スケジュール
- 5月17日(土)、18日(日)
- 5月24日(土)アフタートークあり
- 5月25日(日)
- 5月31日(土)、6月1日(日)
それぞれの上映には手話通訳、字幕、音声ガイドがついていて、視覚・聴覚に障害のある方でも楽しめる配慮がなされています。アフタートークの登壇者には、俳優の東ちづるさんと奄美の唄者・平田まりなさんが決定しており、映画の内容に関連するトピックについて語り合います。
アフタートーク詳細
- - 日程: 5月24日(土)17:00~上映後
- - 登壇者: 東ちづる(俳優、一般社団法人Get in touch代表)、平田まりな(奄美の唄者)
さらに、登壇者のサイン会やオリジナルグッズのチャリティー販売も行われ、ファンにはたまらない機会になることでしょう。
作品の特徴
『まぜこぜ一座殺人事件』は、特性豊かなキャストが集まった作品で、義足・車椅子ユーザー、全盲、ダウン症、ドラァグクィーン、トランスジェンダーなど、様々なパフォーマーたちが登場します。映画は、彼らが直面する社会の偏見や苦悩をコメディとして描きつつ、笑いを交えたエンターテインメントを提供します。
監督と制作陣
監督はCMやMV、ドラマを手がける齊藤雄基氏が務め、脚本はドラァグクイーンのエスムラルダさんが担当しています。多彩な才能を持つスタッフが集結し、自由な表現を求めて制作された作品です。
視覚・聴覚への配慮
本作はバリアフリーへの取り組みもあり、デジタルパンフレットも提供され、視覚障害者が楽しむための配慮がされています。音声ガイドは、スマートフォンアプリ「HELLO!MOVIE」を使って体験できるようになっています。
特別イベント「せとうちフクシ未来フェスタ」
また、奄美大島では5月25日(日)に「せとうちフクシ未来フェスタ」が開催され、東ちづるさんと水戸川真由美さんのトークショーも予定されています。このイベントは、年齢や障がいの有無に関係なく誰もが楽しめることを目指しています。
Get in touchについて
一般社団法人Get in touchは2011年に設立されました。アートや音楽、映像などのエンターテインメントを通じて、排除のない「まぜこぜの社会」を実現するために活動しています。毎年の自閉症啓発デーのイベントにも力を入れており、様々なプロジェクトを展開しています。
締めくくり
奄美大島での映画上映とアフタートークを通じて、観客が貴重な体験をできる機会です。ぜひこの機会に、映画や文化に触れながら、心温まる時間を過ごしてください。