新たな素材探索の実現:『Takisada-Nagoya Online Studio』が誕生
2026年5月18日、愛知県名古屋市に本社を持つ瀧定名古屋株式会社が、アパレル関連事業者向けにオンラインでのテキスタイルECサイト『Takisada-Nagoya Online Studio』を一般公開します。このサイトは、企画担当者やデザイナーが必要な素材に迅速にアクセスできるための強力なプラットフォームです。
サイトの背景と目的
近年、ファッション業界は大きな変革を迎えています。消費者のニーズが多様化し、企画のサイクルは急速に短縮化されています。このような状況下では、素材調達のスピードと柔軟性が不可欠です。しかし、従来の生地選定プロセスは対面商談やサンプル帳に頼ることが多く、迅速な意思決定や新規顧客の開拓が難しいという課題がありました。
そこで、瀧定名古屋は業務のデジタル化(DX)を推進することにしました。“Takisada-Nagoya Online Studio”は、オンラインでの素材提案を可能にし、リアル営業と連携した新しい素材提案の場を提供します。これにより、より多くの顧客にとって時間や場所にとらわれない素材探索の環境を実現します。
サイトの特徴
1. 横断検索機能
『Takisada-Nagoya Online Studio』では、シーズンや用途、機能、組織、風合いといった多様な条件に基づいて豊富な生地情報を検索できます。この機能によって、顧客は必要な素材に素早くアクセスし、効率的に企画を進めることができます。特に、各部門の強みを活かした「会社としての品揃え」を顧客視点で提示する点が特徴です。
2. 新しい顧客層へのアプローチ
これまで接点が薄かったDtoC(ダイレクト・トゥ・コンシューマー)ブランドや新興事業者にも門戸を開くことで、顧客接点の創出と市場の拡大を目指します。新規ブランドが生地にアクセスしやすくなることは、業界全体にとっても歓迎される変化です。
3. リアル営業との連携
このサイトは、単なるEC機能にとどまらず、素材提案の『入口』としての役割を担っています。オンラインでの素材探索に加え、必要に応じて営業担当者が提案やフォローを行うことで、デジタルとリアルの良さを兼ね備えた顧客体験を創出しています。
4. 適時・適品・適量の供給
顧客ニーズに基づいた生地情報や在庫情報、企画提案を連携させ、迅速な素材提案を実現します。必要な素材を、必要なときに、必要な数量だけ提供することが可能となり、業界の効率化に貢献します。
未来への展望
瀧定名古屋では、今後リアル営業とオンライン情報の連動を深化させて新たなBtoB取引モデルを確立することを目指します。160年以上の素材調達力と企画提案力を基に、デジタル技術を融合させることで、より多くの顧客に対して迅速かつ的確に素材を提供する体制を整えます。
また、生地の在庫や商品データ、販売データを統合することにより、スマートベンダー型ビジネスモデルへの進化を続け、アパレル業界全体の企画や調達プロセスの高度化に寄与していく所存です。新たな試みがファッション業界にどのような影響を与えるか、今後の展開に目が離せません。
会社概要
瀧定名古屋株式会社は、愛知県名古屋市中区で160年以上にわたり、各種繊維製品の元卸及び一般輸出入を行っている企業です。私たちは、テキスタイルサプライチェーンにおいて、顧客に優れたサービスを提供し続けることを目指しています。