小川典子のピアノ・リサイタルが清瀬けやきホールで開催！

小川典子ピアノ・リサイタルが清瀬けやきホールで開催

国際的に活躍するピアニスト小川典子が、2025年9月23日（火・祝）に清瀬けやきホールでリサイタルを行います。このコンサートは、彼女の音楽の深い理解と感情豊かな演奏を堪能できる貴重な機会です。

公演詳細

- 日時: 2025年9月23日（火・祝）
- 開場: 13:30
- 開演: 14:00
- 会場: 清瀬けやきホール大ホール（東京都清瀬市元町1-6-6）

チケットは現在、カンフェティで販売中です。一般料金は4,000円、65歳以上のシルバー料金は3,700円、学生は2,000円、そして障がい者の方には特別割引が適用されます。

プログラム

リサイタルでは、ブラームスの「3つの間奏曲 Op.117」、ベートーヴェンの「ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調作品57『熱情』」、ショパンの「華麗なる大円舞曲変ホ長調作品18」や「バラード第1番ト短調作品23」などが演奏される予定です。ただし、曲目は変更される可能性があるため、注意が必要です。

小川典子のプロフィール

小川典子は、リーズ国際ピアノコンクールでの入賞以降、英国と日本を拠点に活動を続けており、これまで30年以上にわたり国際的なコンサートと音楽教育に貢献してきました。彼女は多くの著名なオーケストラや指揮者とともに共演し、室内楽やリサイタルも積極的に行っています。さらに、国際的な音楽コンクールの審査員を務めるほか、各国でのマスタークラスを通じて多くの学生たちに指導を行っています。

最近では、ＢＩＳからリリースされた35枚目のCD「サティ：ピアノ独奏曲全曲集Vol.“ヴェクサシオン”」や新譜「リチャード・ドゥヴニオン『クラヴィレリアーナ』」の世界初録音が注目を集めています。

小川は、2013年と2014年にBBCプロムスに出演し、さらにはポーランド放送響やモスクワ放送響とも共演しました。また、彼女は日本国内外で多くの音楽祭に招聘されるなど、幅広い活動を展開しています。

音楽教育への貢献

小川典子は浜松国際ピアノアカデミーの音楽監督や、浜松国際ピアノコンクールの審査委員長として、次世代の音楽家たちを育成することに注力しています。彼女は文化庁芸術選奨文部大臣新人賞や川崎市文化賞も受賞しており、音楽界での功績が高く評価されています。また、2017年に英国ギルドホール音楽院から「フェロー」の称号を授与されるなど、国際的にも認められた存在です。

著書「夢はピアノとともに」や翻訳書「静けさの中から」も出版し、音楽と教育を融合させた活動を行っています。また、パンデミックの影響を受けながらも、オンラインコンサートを開催し、世界中の学生たちとつながる努力を続けています。