GLOBAL WORKが上海に進出!
2025年12月23日、ホットなトレンドが生まれる都市、上海に「GLOBAL WORK上海虹桥前湾印象城MEGA店」がオープンします。日本のカジュアルブランド「GLOBAL WORK」は、アダストリアグループに属し、国内外に多数の店舗展開を行っています。この度、上海に初出店することが決まり、その期待が高まっています。
出店の背景
アダストリアグループは、グレーターチャイナ地域への展開を2012年から開始し、台湾や香港での成功を収めています。今後は2025年7月にタイ・マレーシアへの進出を果たし、さらなるアジア圏の販路拡大を目指しています。特に中国市場は人口が多く、消費意欲の高い地域であるため、市場の成長が不可欠と判断し、進出を決定しました。
新店舗が位置する前湾エリアは、虹橋空港に近く、高所得層のファミリーが多く住む国際的な新興地域です。高品質な商品を求める層に向けて、メンズ、ウィメンズ、キッズのすべてのカテゴリーを取り揃えた商品展開が予想されています。この地域の需要に応え、QUALITYとFASHIONを重視した Everyday Wear がしっかりと根付くことでしょう。
店舗の特長
上海虹桥前湾印象城MEGA店は、40万平方メートル以上の規模を誇る新たな商業施設の一部であり、西上海のランドマークとして期待されています。店舗面積は302㎡で、アダストリアのブランドが誇る高品質のファッションを身近に体験できる場となります。
特に注目すべきは、OPEN時に展開される予定のカシミヤニットや、日本製のインディゴ染めカットソーアイテム。これらは、現地消費者のニーズに応じて品質と価格のバランスに優れた商品です。
ローカライズの取り組み
中国市場は消費の質が求められるため、設置される「STAFF VOICE(スタッフボイス)」システムを介して顧客からのフィードバックを集め、そのデータを基に商品開発を行う方針です。具体的には、試着したが購入に至らなかった理由を分析し、AIを通じて消費者の声を製品に活かします。
その結果、GLOBAL WORKは上海の消費者の期待に応える製品の開発を行い、さらなるマーケットシェアの獲得を狙っています。このような試みを通じて、ブランド強化を図り、地域に密着した展開を行うことが期待されています。
将来的なビジョン
アダストリアは、2030年までに海外売上を4倍にするという中長期の目標を定めています。中国大陸という巨大な市場での展開は、その達成に向けた重要な一歩と位置付けています。現在もniko and...など、他のブランドが14店舗展開している中国市場で、GLOBAL WORKが実績を上げることが期待されています。
このように、GLOBAL WORKの上海店舗のオープンは、ファッションシーンに大きな影響を与えることでしょう。ブランドの持つ理念“Play fashion!”が現地でどのような形で浸透し、新しい風を運ぶのか、今後の展開に目が離せません。新たな出発を迎えるGLOBAL WORKの上海店に、ぜひご注目ください!