元アパレルデザイナーが生んだ和モダンな魅せる財布の魅力

元アパレルデザイナーの林崎誠一氏が手掛ける「有限会社AKASHIYA」は、ファッション性の高い革製品で知られるブランドです。彼は、2013年に父親の会社を継ぎ、自身のデザイン感覚を活かしながらも、苦難の道を歩んできました。東京インターナショナルギフト・ショーに出展するニューアイテム、「魅せる財布」を発表するこの機会は、彼のデザイン哲学やブランドの成長過程を知る貴重なチャンスです。

元職業デザイナーの独自の経歴

林崎氏は、栃木県の洋品店の家に生まれ、若い頃からデザインへの興味を抱いていました。文化服飾学院に進学後、在学中に多くのデザインコンテストで受賞し、アパレル界に進出します。日本の名だたるデザイナーズブランドで経験を積んだ後、自身のスタイルを確立するべく独立。しかし、フリーランスとしての道は予想以上に厳しく、ファッションへの情熱を失いかけました。

新たな気づきとブランド設立

心のリハビリとして、オリジナル什器のデザインに取り組む中で「ものを美しく見せる」楽しさに目覚め、自ら新しいブランド「METALSTIC」を立ち上げる決意をします。金属加工や皮革に関する知識を生かし、特徴的なバッグをデザイン。パイソンとメタルの組み合わせにより、魅力的なアイテムとして注目を浴びます。

「足立ブランド」に認定

林崎氏は、地域の産業を支える「足立ブランド」に応募し、審査を経て認定を受けたことで、販路を拡大。不安定な経済状況の中でも、彼の独自性を評価される結果となり、注目のクリエイターとしてマスコミに取り上げられることが増えました。

新作「魅せる財布」の魅力

林崎氏が今年新たに発表する「魅せる財布」は、職人の技術とデザインが融合した逸品です。手のひらサイズでありながら、独自の開閉デザインや紙幣収納スペースを備え、使い勝手と美しさを両立させています。

また、この財布は東京ビッグサイトで開催されるギフト・ショーでの出展予定です。デザインはシンプルでありながら、扇や折り紙を連想させる斬新な形状が特徴。

心のこもったものづくり

彼の製品には、ただの商品以上のものが宿り、使う人に特別な感覚をもたらします。林崎氏自身も「ものづくりに捧げる情熱はいつまでも変わらない」と語るように、ブランドの未来に向けた意欲がひしひしと伝わります。新作やブランド進展については、公式ウェブサイトやクラウドファンディングでの情報をチェックしてみてください。林崎氏の取り組む革新的な財布に、今後も乞うご期待です！