B2福岡、プレーオフ進出への大きな一歩
2025年2月22日、B.LEAGUEのB2リーグ戦で福岡を代表するバスケットボールチーム、ライジングゼファーフクオカが、鹿児島レブナイズとの対戦において逆転勝利を収めました。試合は81-79という僅差で勝利し、特に今季最多の3912名の観客からの大声援が力となりました。
1Q:鹿児島の猛攻
試合開始早々、鹿児島の#23ゲインズ選手が中心となり攻撃を展開し、福岡は早い段階で0-9のランを許す厳しいスタートとなりました。福岡は初得点が入るまでに5分近く要し、士気が下がる中で#5ランダルが活躍し、チームに勢いをもたらしました。しかし、第一クォーターは終わってみれば16-14で福岡が僅かにリード。
2Q:熾烈な点の取り合い
続く第二クォーターでは、福岡が11のターンオーバーを記録し、これが鹿児島のペースを加速させる要因となりました。福岡は攻撃が後手に回り、前半を34-37で折り返す形となっています。
3Q:逆襲の兆し
後半に入ると、福岡は早速バーレル選手のダンクで盛り上がりますが、鹿児島のゾーンプレスに捕まる形となります。じわじわと鹿児島がリードを広げ、第4Qへ向けての展開に不安が漂いました。
4Q:圧倒的な逆転劇
第4クォーターは、点差が開いた状態から始まりましたが、福岡は意地を見せます。中村選手やアギラール選手の活躍で点差を縮め、残り6分には54-69という状況に。しかし、福岡はその後驚異の追い上げを見せ、バーレル選手のポストプレーや西川選手の3Pシュートが観客のボルテージを上げました。
残り1分41秒、谷口選手が連続して3Pシュートを決めて逆転に成功。その瞬間、会場は興奮の渦に包まれ、選手たちもその声援に後押しされて必死にディフェンス。最終的には82-79での勝利を収め、連勝を飾りました。
浜口HCと選手たちのコメント
試合後、浜口HCは「選手たちが最後まで諦めずに逆転したことが結果に繋がった」と話し、選手たちの活躍を称賛しました。寒竹隼人選手は前半の苦戦を振り返りつつ、後半の集中力が勝因だと語りました。また、谷口光貴選手は応援のおかげでチームが戦えたことを感謝し、今後の試合への意気込みを語りました。
この勝利で福岡はプレーオフ進出へ向けて大きく前進しました。今後の試合でもファンの応援がチームを支える重要な要因になるでしょう。観客数の増加もあって、福岡のさらなる成長が期待されます。皆さんもぜひ、応援に足を運んでください!
バスケットLIVEで見逃し配信を見る