IMAGICA GROUP オリジナル映画製作プロジェクト第2弾の始動
IMAGICA GROUP(アイマジカグループ)は、創業から90周年を迎える2025年に向けて、新たなオリジナル映画制作プロジェクト第2弾の募集を開始します。このプロジェクトは、クリエイターの才能を見出し、育成していくと同時に、IMAGICA GROUPの創造的な表現力を世界に向けて発信することを目的としています。
プロジェクトの概要
この「IMAGICA GROUPオリジナル映画製作プロジェクト」は、2025年にスタートし、IMAGICA GROUPのグループ会社内から国際映画祭への出品と受賞を視野に入れた映画企画を毎年1本選定し、製作していく計画です。これを5年間続けることにより、才能あるクリエイターたちの発掘と育成を進めるほか、IMAGICA GROUPの創造性を広く発信していきます。
応募条件について
このプロジェクトへの応募は、株式会社オー・エル・エム、株式会社ピクス、または株式会社ロボットのいずれかに所属するプロデューサーに限られます。外部のクリエイターも、グループ会社のプロデューサーと組むことで応募が可能です。なお、応募に際しては、既に公開された著作物を利用する作品は対象外となります。
審査基準
審査の基準としては、欧州三大映画祭(カンヌ、ベルリン、ヴェネチア)への出品や受賞を目指す長編実写映画であること、2027年度内の作品完成を目指す企画であることが求められます。また、製作費はIMAGICA GROUPが上限7000万円を出資し、製作委員会を形成して最終的な決定を行う形となります。
第1弾作品『マリア』の成功
第1弾作品としては、『マリア』が選ばれました。この作品は、IMAGICA GROUPのグループ会社から88企画が応募し、厳正な審査を経て選定されました。映画は2025年5月にカンヌ国際映画祭の期間中に発表され、国内外の映画関係者の間で期待が寄せられています。『マリア』は、日本に暮らす若者たちの厳しい現実を描いており、その物語は心に残る重みを持っています。
監督・プロデューサーの紹介
監督の寺田ともかさんは、2020年より分福に所属し、著名な監督の下で経験を積んできました。彼女は主に社会問題に焦点を当てた作品を手掛けており、今回の作品もその延長線上に位置しています。一方、プロデューサーの土川はなさんは、株式会社オー・エル・エムに所属し、国際共同制作プロジェクトにも関わってきました。彼女の手腕が、この映画にも色濃く反映されることでしょう。
今後の展開
プロジェクト第2弾の募集は2025年7月11日(金)から開始されます。興味のある方は、IMAGICA GROUPの公式サイトやニュースリリースを定期的にチェックしてください。このプロジェクトは、今後の日本映画界に新たな風を吹き込むことが期待されています。
IMAGICA GROUPは、映像制作を通じて、感動を届けるために不断の努力を重ね続けています。具体的には、産業界や医療、学術研究など、さまざまな分野で高品質な映像を提供し、文化の発信を通じて日本の映像産業を盛り上げていく所存です。これからもIMAGICA GROUPの新たな挑戦にご注目ください。