国立劇場の歌舞伎音楽(長唄)研修生募集のお知らせ
国立劇場養成所では、第10期歌舞伎音楽(長唄)研修生の募集期間が延長されることとなりました。このプログラムは、伝統的な文化を未来の世代へとつなぐ大切な役割を果たしています。プロフェッショナルな歌舞伎音楽家としての基礎を身につけるチャンスを手に入れてみませんか?
応募資格
応募には、まず中学校を卒業(または卒業見込み)している男子であることが求められます。年齢は原則23歳以下で経験は不問です。伝統芸能に興味がある方や、新たな挑戦をしたい方にとって、これは絶好の機会です。
応募方法
提出書類は以下の6点です。応募者は、規定日に指定の方法で持参または郵送してください。受付締切は令和7年3月31日(月)です。
1. 受験願書(所定用紙、自署必須)
2. 履歴書(所定用紙、自署と3ヶ月以内の顔写真貼付)
3. 同意書(所定用紙、保証人自署必要)
4. 住民票(発行日から3ヶ月以内)
5. 健康診断書(発行日から3ヶ月以内、有効な医療機関の用紙可)
6. 写真2枚(縦4cm×横3cm、履歴書に貼付するものと同じ)
郵送の場合は、必ず「簡易書留」を使用し、封筒に「歌舞伎音楽(長唄)研修生願書在中」と朱書きしてください。
選考方法
選考は令和7年4月に実施予定で、作文、簡単な実技、面接によって行われます。これを通じて、未来の伝統音楽家としてふさわしい人材が見出されることとなります。
研修内容
合格後の研修は、令和7年4月から令和10年3月までの3年間にわたり、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)にて行われます。研修時間は月曜から金曜の平日、10時から18時まで設定されています。興味がある方はぜひ応募を!
受講料は無料ですが、奨励費の貸与制度があり、宿舎の提供も受けられます。ただし、宿舎は審査があり、有料となります。
研修開始から8ヶ月以内には適性審査が行われ、今後の研修継続の可否が判断されます。
お問い合わせ先
詳細な情報や不明点は、国立劇場伝統芸能伝承者養成所にお問合せください。直接連絡も可能で、営業時間は10時から18時(休日は土日祝日)です。
伝統芸能の未来を担う若い才能の参加を心よりお待ちしております。このチャンスを生かして、共に歌舞伎音楽の世界へ飛び込んでみませんか?