ファミリーマート松江学園南店の山内店長が特別表彰
島根県に位置するファミリーマート松江学園南店の山内店長が、特異な詐欺防止活動への貢献を認められ、今回、島根県警より感謝状が授与されました。この表彰は、杉良太郎警察庁特別防犯対策監からの公式な伝達式によるもので、その背後には地域の安全を守るための彼の努力があります。この活動を通じて、地域社会において特に詐欺被害防止に努めていることが評価されました。
山内店長の想い
山内店長はこの栄誉を受けて、「実際に評価していただけるとは思っていなかったので、本当に嬉しい」と感慨を述べました。そして、同じく小売業にいる他の事業者にも「詐欺を止めるという意識を持ってほしい」と呼びかけています。彼自身も体験を通じて、詐欺に対して警戒を持つことの重要性を痛感しており、その思いを強調しました。
特に、今年の3月には杉対策監が直接店を訪問したことが大きな話題となり、その影響でお客様への詐欺に関する注意喚起が行いやすくなったとのことです。これにより、周囲の人々と共に連携しながら詐欺被害を防ごうという機運が高まったと山内店長は語ります。
詐欺対策をもっと身近に
「詐欺の被害に遭いそうになった方がいても、警察に相談に行くことに抵抗を感じるかもしれない」と山内店長は言った。そのため、まずは身近な人に相談をすることが大切だと訴えています。特に、全国の小売業者にはもっとお客様の相談に応じる姿勢を持ってほしいと期待を寄せています。
報道陣からの質問に対し、彼は「ぜひ遠慮せずに声をかけてもらいたい」と答えました。すべてのスタッフが疑わしい行動に気づくわけではないため、少しでも不安を感じた場合、相談してもらえることが重要だと続けます。
「ストップ・オレオレ詐欺47」プロジェクト
さらに、山内店長は特殊詐欺被害を防ぐための全国的なプロジェクト「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」についても言及しました。このプロジェクトは、2018年から全国47都道府県警察と共に詐欺被害防止のための啓発活動を行っており、観点を新たにして人々に知識を伝え、注意を引き付けるのが目的です。
最後に
島根県警察本部での表彰式は、地域の安全を意識した取り組みの象徴でもあります。山内店長の姿勢は他の小売業にも良い影響を与えることでしょう。彼の言葉からは、絆を大切にし、地域の人々が互いに手を差し伸べる姿勢が想像でき、詐欺防止へ向けた強い意志が感じられます。今後もこのような取り組みが広がり、地域社会の安全が保たれることを期待しています。