日本実業出版社から新たな書籍の登場
2023年10月18日(土)、日本実業出版社より「シナリオ・センター式 物語のみがき方」が発売されます。この本は、700人以上のプロフェッショナルを育成してきた「シナリオ・センター」のノウハウを活用し、魅力的なストーリーを作るための技法が体系的に整理されています。すでに発売前から重版が決まっているほどの注目を集めている一冊です。
 シナリオ・センターとは
「シナリオ・センター」は、数多くの脚本家を輩出している、日本随一のシナリオライター養成スクールです。連続ドラマの約70%にその出身者が関わっており、直木賞作家や映画監督、プロデューサーなど、多岐にわたる業界で活躍する人材を生んできました。本書はそのような環境で学び取られた「物語のみがき方」を、具体的に解説した内容となっています。
 本書の特徴
本書は、「シナリオ・センター式物語のつくり方」(2023年7月発売)の第2弾として発表されます。前作同様、シナリオ・センターの理論を基にしており、物語の潜在能力を引き出す方法を解明しています。特に「のびしろ」の見つけ方や、物語をさらに面白くするための手法を扱っており、ストーリーのチェックや推敲の進め方に悩む方にも大いにおすすめです。
著者・新井一樹氏が構築した「シナリオ診断学」に基づき、2000本の脚本や6323本の初心者作品の分析をもとにした理論が展開されています。これにより、制作側から見た客観的な視点で物語を評価し、改良していくための具体的な手法が示されます。
 本書の構成
本書は以下の章立てで構成されています:
- - 序章:最高のエンターテインメント作品にするために
 - - 第1章:エンタメ化への地図のつくり方
 - - 第2章:物語のバランスを磨く技
 - - 第3章:貫通行動の磨き方
 - - 第4章:主人公のベスト化
 - - 第5章:構成の最適化
 - - 第6章:場面ごとの磨き方
 
このように、物語をより良くするための技法が詳細に解説されており、実際の執筆活動にすぐに活かせる内容が盛り込まれています。
 著者について
著者の新井一樹氏は、1980年東京都に生まれた芸術学修士です。シナリオ・センターの創設者の孫として、同校においてシナリオライター、脚本家、小説家を育成する講座の改善に取り組んできました。さらに映画やテレビドラマ、ゲーム制作に関わるプロデューサーへの研修開発も手掛けています。2007年に開始した「一億人のシナリオ。」プロジェクトでは、小学校や企業などで12,000名以上に創作の楽しさを届ける活動を行ってきました。
 書籍情報
- - 書名:シナリオ・センター式物語のみがき方
 - - 著者:新井一樹
 - - 定価:1,980円(税込)
 - - 判型:46判並製
 - - ページ数:312ページ
 - - 発売日:2025年10月18日(土)
 - - ISBN:978-4-534-06219-2
 
 購入リンク
新しい物語を生み出したい方や、自分の作品をさらに磨きたい方なら、この本を手に取ってみる価値は十分にあります。物語の魅力を引き出し、より良いストーリーテリングを実現するための第一歩を踏み出しましょう。