DITAが新たに誕生させたIEMイヤホン『Prelude』
国内オーディオメーカーの株式会社finalが、取り扱いブランドDITAから新しいIEMイヤホン『Prelude』の予約受付を開始しました。正式な発売日も2025年7月25日と発表されています。『Prelude』は、DITAがこれまで築いてきた音へのこだわりを体現し、音楽ファンに驚きと感動を届けることを目的としている製品です。
革新的なTwin-Baffleドライバー
『Prelude』の最大の特徴は、新開発の「Twin-Baffleドライバー」を搭載していることです。このドライバーは、DITAが誇るTruthドライバー技術を基に、次期フラッグシップモデル「Ventura」の先進的な設計思想を取り入れたものです。この新しい技術により、驚くほど明瞭なボーカルと、中音域の緻密な制御を実現しました。
このデュアルマグネットによる高い駆動力は、リニアな応答性を生み出し、アタックが鋭く、音の減衰も自然です。DITAならではの開放的で心地よいサウンドは、目の前に広がる圧倒的な音場を提供し、音楽のリアリティを感じることができます。新たな音楽体験が待っています。
高剛性と美しさを兼ね備えた筐体
『Prelude』の筐体には、耐食性に優れたA6061アルミニウムを使用しています。この素材は、5軸CNC技術で精緻に削り出され、前後ハウジングはサンドイッチ構造でしっかり接合されています。この構造は軽量でありながら高い剛性を持っており、音の品質を最大限に引き出します。また、質感にもこだわり、クラフトマンシップが感じられる仕上がりです。
美しい響きや音の広がりを適切にコントロールできる設計は、ドライバー本来の性能を引き出すことに寄与しています。フェイスプレートには音楽記号「Gruppetto」が刻まれ、これは著名な作曲家ベートーヴェンやショパンの旋律を思い起こさせるデザインです。
高音質をさらに向上させるAPE-Ampドングル
『Prelude』には、専用のDAC-Ampドングル「ANTE」が付属します。このドングルは最大32bit/384kHzのハイレゾ再生に対応しており、Type-Cでの接続でも低いノイズフロアを維持。クリアでエネルギッシュなサウンド体験をさらに充実させます。
さらに、イヤーピースには「TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」と、強い密閉感を得られる「フロスト・イヤーチップ」の2種類が同梱されています。この選択肢により、好みや用途に合わせた音質を楽しむことができます。
発売情報
DITAの新製品『Prelude』の価格は29,800円(税込)。予約は2025年7月11日から受付開始されます。取り扱いはDITA公式ストアや全国の家電量販店、イヤホン・ヘッドホン専門店で行われます。
結論
音楽体験を一新するDITAの新IEMイヤホン『Prelude』は、その革新的な技術と美しいデザインで、多くの音楽ファンの期待を超える製品となることでしょう。すでにお試し購入を検討している方も多いのではないでしょうか。今後の展開にぜひ注目してみてください。