ヤマハが新たに展開するオーディオインターフェース。
ヤマハ株式会社は、ドイツのスタインバーグからリブランドした新しいオーディオインターフェース『URX-Cシリーズ』と『UR-MK3シリーズ』を2023年10月9日より発売します。これにより、音楽制作や録音における選択肢が広がります。
高性能を誇る『URX-Cシリーズ』
まず、『URX-Cシリーズ』は、プロフェッショナル向けに設計されたハイグレードモデルです。このシリーズには、6入力4出力の『URX44C』と、2入力2出力の『URX22C』の2種類がラインアップされています。最大32-bit整数および192kHzのオーディオ分解能を誇り、D-PREマイクプリアンプがクリアで深みのあるサウンドを実現します。そして、DSPミキサーとDSPエフェクトが組み込まれており、低遅延のモニタリング環境を実現するとともに、高品質なエフェクト処理も行えるため、制作環境が大きく向上します。
加えて、このシリーズでは、PC内の複数のオーディオアプリケーションのサウンドを同時にコントロールできるマルチオーディオストリームドライバーも搭載されています。これにより、音楽の配信やミキシングが更に便利になり、ハイレベルな配信が可能となります。
携帯性に優れた『UR-MK3シリーズ』
対照的に、『UR-MK3シリーズ』は、持ち運びやすさを重視したエントリーモデルです。軽量かつコンパクトな筐体で、どこへでも持ち出して音楽制作やレコーディングに使用できる点が魅力です。最大24-bit/192kHz対応の録音・再生が可能で、特に高性能なマイクプリアンプによって、演奏の細部まで正確に再現できるのが特徴です。
また、レイテンシーフリーのダイレクトモニタリングが可能で、これによってリアルタイムでの快適なモニタリング環境を構築できます。さらに、楽器の音やPCのサウンドを混ぜてインターネット配信することができるループバック機能も搭載しており、配信中に席を離れる場合でもマイクだけをミュートする機能が備わっています。
イントロダクションと付属ソフトウェア
両シリーズは、Mac、Windows、iPad、iPhoneのマルチプラットフォームに対応しているため、ユーザーは好みのデバイスで使用することができます。また、音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」が付属しているので、購入後すぐに音楽制作や録音、編集を開始できるのも大きなポイントです。
さらに、VSTインストゥルメントやループセットの一部を無償で使える「Steinberg Plus」ライセンスカードも同梱しています。これにより、ユーザーは音楽制作の幅を広げられること間違いなしです。
まとめ
ヤマハの新作オーディオインターフェース『URX-Cシリーズ』と『UR-MK3シリーズ』は、どちらもユーザーにとって素晴らしい選択肢となることでしょう。高音質、高性能、そして使いやすさが共存するこれらの製品は、音楽制作の楽しさをさらに高めてくれることでしょう。興味のある方は、ぜひヤマハの公式サイトで詳細を確認してみてください。