桂米朝特別展
2025-07-28 14:16:17

桂米朝の生誕百年を祝う特別展「噺家の原点」開催のご案内

桂米朝百年祭特別展開催のお知らせ



桂米朝(本名:中川清)の生誕百年を祝う特別展が、令和7年8月14日から24日まで姫路市民プラザ特別展示室で開催されます。この展示は、落語界に多大な影響を与えた米朝の足跡を振り返る貴重な機会です。展示のタイトルは「噺家の原点-100年のその先へ-」。来場者は、米朝の芸術観や人生を知るための多彩な展示に触れられます。

桂米朝の生涯


桂米朝は、大正14年に姫路市の九所御霊天神社の神主の家庭に生まれました。父の影響で幼少期から落語や講談などに親しみ、昭和18年に上京。作家で寄席文化研究家の正岡容に師事し、彼との出会いが米朝の芸人としての道を切り開きました。終戦後は自身で落語会を企画し、昭和22年には四代目桂米團治に入門。その後、米朝は上方落語の復興に尽力し、独演会や全集の刊行を通じて、現代に通じる演芸へと進化させました。

米朝は、ただの落語に留まらず、古典芸能全般に対する幅広い研究と交流を行いました。その業績から、重要無形文化財保持者や文化勲章受章者として認められています。

展示の詳細


特別展は、8月14日から24日までの期間、各日午前10時から午後6時30分まで開催されます。最終入場は午後6時で、8月18日(月)だけはお休みです。入場は無料ですので、ぜひこの機会に米朝の偉業を体感してください。

スペシャルトークショー「米朝と私たち」


展覧会に合わせて、8月14日午後2時から姫路市民プラザアートホールでスペシャルトークショーも行われます。出演は桂米團治氏(米朝氏の長男)、中川渉氏(米朝氏の三男かつ学芸員)、そして米朝研究家の小澤紘司氏です。彼らは米朝との思い出や展示について語り、ファンや新しい観客に対して彼の魅力をさらに深く伝えます。事前申し込みが必要で、締切は8月3日ですので、早めに応募してください。

この特別展は、落語ファンだけでなく、芸術に親しむすべての方にとって魅力的な内容となっています。米朝の遺した演芸の世界をぜひ訪れ、その深淵な魅力に触れてみてください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。


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