音楽と食が融合する新たな発信地「じゃがレコード」
2025年4月に設立された音楽レーベル「じゃがレコード」は、カルビーが持つユニークな食品音、いわゆる「タベオト」を使った楽曲を制作する新しい試みです。株式会社博報堂キースリー、カルビー株式会社、blowoutが共同で運営するこのレーベルでは、食べる時に生まれる音を音楽の素材として活用しています。その最新作として、人気ヒップホップアーティストの「ピラフ星人」が「ピザポテト」のタベオトを使用した楽曲『CHIPS(予定)』を年内に発表することが決まっています。
食をテーマにした楽曲の魅力
ピラフ星人は、日本武道館でのワンマンライブを控える若き才能で、独特のリズム感とユーモラスなリリックが特徴のアーティストです。新曲『CHIPS(予定)』では、「ピザポテト」のザクザク音をサウンド素材に使用。食と音楽の新たな融合を目指し、楽曲制作を進めています。
彼自身が「小さい頃から食べているピザポテトのタベオトを使って楽曲を作れることが超楽しみ」と語っており、その期待感が新しいサウンドを生み出す要因となっています。
「じゃがレコード」のこれまでの成果
「じゃがレコード」の第一弾として公開された、Chinozo率いるクリエイターユニット「niKu」の『DAHA』は、公開からわずか1ヶ月でYouTubeで60万回再生を突破。さらに、第2弾の「るーるる」とボカロPの「雨良 Amala」によるタッグ作『ルールる!』も、リリースから1ヶ月で50万回の再生数を記録しました。これらの結果からも、「じゃがレコード」が持つ独自のコンセプトと実力が評価されていることが伺えます。
「じゃがレコードアワード2025」の開催
新曲のリリースに合わせて行われる「じゃがレコードアワード2025」では、カルビー商品のタベオトを使用した楽曲を発表し、優れた作品を表彰します。音楽クリエイターたちの参加を歓迎しており、音楽と食という新たな繋がりを生み出す場として期待されています。このアワードには、様々なアーティストからのエントリーが寄せられることが予想され、多くの新たな才能が発掘されることでしょう。
カルビーと博報堂キースリーの協力
この音楽レーベルの設立は、カルビー商品の素材やキャラクターの知的財産を活用し、新たな顧客体験を提供する試みの一環です。また、最近では「NFTチップスキャンペーン」や「WEB3 GAME FES」など、未来の音楽と食の可能性を探る取り組みも行われており、今後の展開が非常に楽しみです。
音楽と食をテーマにした新しいスタイルの音楽レーベル「じゃがレコード」では、今後も個性豊かなタベオトを活かした楽曲が発信されることが期待されます。ピラフ星人の新曲やアワードの動向に注目し、そのユニークな音楽体験を楽しみにしましょう。