子どもたちのための映画祭、キネコ国際映画祭について
2025年10月31日(金)から11月4日(火)の5日間、東京の二子玉川を舞台に「第32回キネコ国際映画祭」が開催されます。この映画祭は、1992年に始まり、今やアジアで最大規模の子ども向け映画祭として知られています。
映画祭は、世界中から厳選された約700作品から、特に質の高い長編と短編合わせて67作品が上映されます。これらの作品は、子どもたちに向けた素晴らしいメッセージやテーマを持ち、親子で楽しむことができる内容となっています。
短編上映プログラムの詳細
特に短編作品は、「チルドレン短編部門」「ティーンズ短編部門」「ポーランドフォーカス部門」の3つに分かれており、各プログラムには独自の魅力があります。
チルドレン短編プログラム
このプログラムは、1歳以上の子どもを対象にした内容です。具体的には、二つのセッションが用意され、各回6作品が上映されます。
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Aプログラム(11月1日・2日)
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Bプログラム(11月2日・3日)
これらのプログラムには、「こにぎりくんつながってる?」や「アニエホン『ねえねえ あのね』」といった作品が含まれており、親子で楽しめるアプローチがされています。それぞれの作品は、環境への配慮や思いやりなど、子どもたちが興味を持てるテーマを扱っています。
ティーンズ短編プログラム
13歳以上の若者を対象としたこのプログラムは、青春における悩みや葛藤を描いた作品が中心です。
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T1プログラム(11月3日)
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T2プログラム(11月2日)
特に「リトルマザー」や「ちあきの変拍子」が上演され、視聴者に深いメッセージを伝えるものとなっております。
ポーランドフォーカスプログラム
ポーランドのアニメーション作品を多数集めたこの特集プログラムも注目です。対象年齢は10歳以上で、油絵を用いた独特のスタイルや、深いテーマを持った作品が魅力的です。
チケット情報と上映会場
映画祭のチケット販売は、2025年10月15日(水)10:00から公式サイトで開始されます。一般的なチケット料金は、子ども(3〜17歳)前売り700円、当日1000円となっています。また大人料金は前売り1700円、当日2000円です。特に、寄付付きチケットも用意されており、購入することで子どもたちの映画活動を支援することも可能です。
上映会は、二子玉川ライズ スタジオ & ホールや、109シネマズ二子玉川など、複数の会場で行われます。
まとめ
キネコ国際映画祭は、ただの映画鑑賞でなく、家族や子どもたちが共に成長できる貴重な機会です。ぜひ、未来の映画監督たちの夢を育むこの映画祭に参加して、子どもたちと一緒に素晴らしい体験をしましょう。