アンドエスティHDがシックスティーパーセントの株式を取得
2026年6月、アパレル業界に新たな波が訪れました。株式会社アンドエスティHD(以下、アンドエスティ)が、アジアンファッションの越境ECモールを運営する株式会社シックスティーパーセント(以下、シックスティーパーセント)の68%の株式を取得する契約を結びました。この取引は業界における新たな展開を示すものであり、両社の成長戦略に大きな影響を与えることでしょう。
シックスティーパーセントとは?
シックスティーパーセントは、2018年に設立され、急成長を遂げている企業です。韓国、中国、タイなど、アジアのトレンドに強いブランドを集めたグローバルファッションECストア「60%」を運営しており、特に10代から20代の若年層に支持されています。現在、2,700以上のブランドと、20万点を超えるファッションアイテムを取り扱うこのプラットフォームは、「アジアのファッションを世界のメインストリームへ」というミッションを掲げています。
彼らの取り扱うアイテムはカジュアルからデザイナーズブランドまで幅広く、ストリートファッションが中心です。特に、アジアの急成長するブランドを紹介していることから、注目を浴びています。
買収の背景と目的
アンドエスティの今回の買収により、両社はそれぞれの顧客基盤やノウハウを融合し、未開拓の市場に向けた戦略を強化することが期待されています。アンドエスティの代表取締役社長、福田泰生氏は「シックスティーパーセントとの連携によって、より多くのアジアファッションを世界に広めたい」とコメントしています。
加えて、シックスティーパーセントの共同創業者である真部大河氏と松岡那苗氏も株式の32%を保有し、経営に参与し続けるため、運営のノウハウやビジョンを引き続き活かしながら、アンドエスティはプラットフォーム戦略を進めていく考えです。
今後の展望
この買収によって、アンドエスティはアジアンファッション市場に対するアクセスをより強化し、さまざまなブランドとのコラボレーションや新商品の展開を視野に入れています。また、シックスティーパーセントにとっても、アンドエスティの豊富な資源を活かすことで、さらなる成長が期待されるでしょう。
いずれにせよ、アンドエスティHDとシックスティーパーセントの提携は、アジアンファッションの未来を大きく変える可能性を秘めています。業界内外からの注目が集まる中、両社の取り組みから目が離せません。ファッションのワクワクを広げるために、今後も洗練されたアイデアや新たな商品が市場に登場することでしょう。