オンワードの毛布寄贈
2025-10-23 13:24:09

オンワードがカザフスタンにリサイクル毛布4,000枚を寄贈し支援活動を展開

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区)は、同社が回収した衣料品から製造されたリサイクル毛布4,000枚をカザフスタンに寄贈しました。この寄贈は日本赤十字社の協力のもと、カザフスタン赤新月社へ行われ、10月21日と22日には、現地での寄贈式が実施されました。

当社は「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」というミッションに沿った経営を目指し、2009年より「オンワード・グリーン・キャンペーン」を展開しています。このキャンペーンでは、愛用された衣料品を回収してリユース・リサイクルを行い、その一部をリサイクル毛布として生産しています。これまでに寄贈された毛布は、海外の被災地や開発途上国等へ累計で49,500枚に達しました。

寄贈先のカザフスタンは石油や天然ガス、ウランなど豊富な資源を持つ国ですが、経済成長に伴う貧困率の拡大や経済格差といった社会問題も抱えています。また、内陸国として気候変動や自然災害のリスクにも晒されています。特に冬季には極寒となる地域が多く、暖房設備が不足しているため、特に厳しい寒さにさらされている世帯もあります。毛布はそのような地域に住む多子世帯や低所得世帯にとって、生き延びるために必要不可欠なアイテムとなります。

今回寄贈された4,000枚のリサイクル毛布は、カザフスタン赤新月社によって、支援が必要な家庭へ配布されます。寄贈式では、現地の方々に毛布が手渡された様子が見られ、彼らがどれほどこの支援を待ち望んでいたかが伝わりました。

寄贈式で毛布を受け取った母親のLyudmilaさんは「寒い冬を乗り切るために非常に助かります。支援を受けて、一人ではないという実感があることを嬉しく思います」と語りました。また、祖母のLyudmilaさんは「この地域は冬が非常に寒く、外出も厳しいため、いただいた毛布でぐっすりと眠ることができるのが幸せです」と感謝の言葉を述べました。

「オンワード・グリーン・キャンペーン」は、回収された衣料品からリサイクル製品を生み出し、代替エネルギーとしてのリサイクルにも取り組んでいます。これまでに収集された約934万点の衣料品は、リサイクルされ、毛布や軍手などの製品として再利用されています。さらに、リサイクルによる売上は、環境保護活動の資金として利用されています。

今後も当社は、過去の経験を生かし、世界中で支援が必要な人々を助けるための取り組みを続けていきます。公式サイトでは、キャンペーンの詳細を確認できるので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

公式サイト:
オンワード・グリーン・キャンペーン

最後に、株式会社オンワードホールディングスは社会的責任を重視し、サステナブルな経営を推進している企業です。1927年に設立され、現在も時代と共に進化し続けています。豊かな社会の実現に向けて、未来の世代のための活動を広げていくことを目指しています。


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