万博特別企画レポート
2025-10-31 11:34:30

大阪・関西万博の特別プログラム『Harmony of Life』レポート

万博特別企画『Harmony of Life』開催



2025年に開催される大阪・関西万博の一環として、特別プログラム『Harmony of Life』が2025年10月11日に行われました。このイベントは、国連パビリオンとアニメーション監督の河森正治がプロデュースしたシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」が手を組み、持続可能な開発目標(SDGs)達成への協力を呼びかけました。音楽を用いて「地球のいのちの調和」をテーマにしたこのプログラムは、多くのゲストの心に響くものとなりました。

オープニング:子供たちがアースセイバーに



イベントは多言語で行われ、司会を務めたのはアースセイバーとして認知される10歳の高岸楓さんです。アースセイバーとは、アニメ『地球のラテール』に登場するキャラクターであり、生物多様性の大切さを伝える役割を果たしています。このアニメは、絶滅危惧種を救いたいという子どもたちの冒険を描いています。

代表者挨拶:国連と河森氏のメッセージ



国連パビリオンのマーヘル・ナセル国連事務次長補は、Harmony of Lifeが国連の理念と密接に関連していることを強調。「生態系を保護することが、最終的には我々自身の存続にも関わる」と述べ、自然とのつながりの重要性を語りました。一方、河森正治プロデューサーは「すべての生命はつながり合い、文化がそれを可能にする」と歌や音楽の役割に触れました。

音楽タイム:セオドア・チャフマンによる演奏



続いて登場したピアニスト、セオドア・チャフマン氏は、彼自身の豊かな音楽経験を生かし、ドビュッシーの楽曲『版画』から「塔・パゴダ」を演奏しました。会場は彼の演奏で温かい雰囲気に包まれ、異文化交流の精神が体感されました。

アースセイバー合唱団のパフォーマンス



次に、アースセイバー合唱団が『地球のオーケストラ』を披露しました。この曲はアニメ『地球のラテール』の主題歌であり、生命のつながりをテーマにしています。特別バージョンの演奏は聴衆の心をつかみ、多くの子供たちが精一杯歌い上げました。

クロージングメッセージ:未来への願い



イベントの終了にあたり、参加者たちはそれぞれの想いを述べました。子どもたちは環境問題についての意識を高め、共に未来をより良くしていくことの大切さを説きました。特に、セオドア氏は音楽が国境を越える力を持つことを実感し、協力することの意義を強調しました。

本プログラムは万博の大きなフィナーレを飾る重要な一幕となり、来場者にとって貴重な経験となったことは間違いありません。音楽を通じて生まれたこの『Harmony of Life』は、今後の地球環境への意識向上に寄与することでしょう。

参考資料


  • - アニメ『地球のラテール』公式サイト: latair.jp
  • - アースセイバーチャンネル: YouTube

この素晴らしいプログラムを通じて、私たちが抱える環境問題に対する意識を高め、未来への希望を持つことができることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪万博 地球のラテール アースセイバー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。