日本酒と音楽が生み出す新たなカルチャー「よよいの酔い」
日本酒と音楽の融合が生む新しい文化、「よよいの酔い」が、広島県三次市の美和桜酒造とバンドLucky Kilimanjaroによる特別なコラボレーションとして始まりました。このプロジェクトは、リスナーと共に日本酒のラベルデザインやコンセプトを創り上げる参加型の取り組みです。参加することで自分のアイデアが形になる楽しみがはじまります。
プロジェクトの魅力
このプロジェクトは、広島FMの番組「Mash The Radio」で9月12日から隔週で放送され、その中でリスナーのアイデアを元にデザインが進められます。最終的なラベルデザインは11月16日に行われるLucky Kilimanjaroのライブ公演で初めてお披露目されます。特別な販売も予告されており、みわさくらの公式オンラインストアで限定販売される予定です。
リスナー参加型の楽しみ
リスナーは番組を通じて、日本酒のラベルやデザインについて考案し、実際にそのアイデアがプロジェクトに反映されるというユニークな体験が楽しめます。アーティストや酒蔵、デザイナーが共に出発点を一つにし、異分野での共創が新しい文化を生み出す瞬間を感じられます。
Lucky Kilimanjaroの魅力
Lucky Kilimanjaroは、大学の軽音楽サークルで出会った6人のメンバーによって2018年に結成されました。彼らは様々な音楽ジャンルを跨ぎながら、聴く人々の日常に感動や驚きを与える楽曲を生み出しています。ライブパフォーマンスでは、観客に自由な場を提供し、境界を超える音楽体験を実現しています。
みわさくらの革新
一方、「みわさくら」は地元広島で誕生した純米酒ブランドで、独自の製法を用いて多様な日本酒体験を提案しています。「割っちゃえ、日本酒の固定概念」のキャッチフレーズの下、伝統的な日本酒のイメージを刷新すべく、新しい楽しみ方を追求しています。過去には日本酒を使ったカクテルや、ポテトチップス、ジェラートとのペアリングなど、斬新な試みを続けていました。
コラボレーションの仕掛け
このプロジェクトでは、Lucky Kilimanjaroのメンバーをキャラクター化したラベルデザインやオリジナル化粧箱が公開されます。これにより、視覚的な楽しみと共に音楽と酒の融合が表現され、新しいカルチャーが生まれます。
広島から広がる新たなカルチャーイベント
両者のコラボレーションは、11月16日のクラブクアトロ公演で初披露され、その後11月24日にはアリスガーデンでコラボ販売イベントが行われる予定です。広島から発信されるこのプロジェクトを通じて、全国に新しい「酔いのカルチャー」が広がっていくことが期待されます。
コメント
DJを務める安広修平氏は「ラジオを通じて、リスナーと一緒に文化をつくることができるのが楽しみです。音楽と日本酒が交わることで広島から新しいカルチャーを届けたい」と語ります。また、アートディレクターの上田治徳氏も「音楽と日本酒の交わりが自由さをさらに広げる」と自身の想いを寄せています。
この「よよいの酔い」プロジェクトは、音楽と日本酒が生み出す新しい魅力を発見させ、リスナーたちが文化の担い手となる機会を提供します。参加者全員が共創者としてプロジェクトに関わり、自分のアイデアを形にすることで、唯一無二の日本酒文化の一端を担うことができるのです。みなさんもぜひこの新しい文化の波に乗り、共に楽しい時間を共創していきましょう。